顔のアンチエイジング療法
「年をとっていい顔になった」とか「円熟味のある表情」とか、笑った時に刻まれる目尻のしわや、目尻の下がった柔和な目もとには、褒め言葉がたくさんあります。
確かに、年月を経て滲み出る人間性は、若くてぴちぴちしていた時には、持ちあわせなかったものです。そうは言ってもいつまでも若々しくいたいと思うのは、男女を問わず人の常です。
若い女性の肌の張りがうらやましい……5歳、できれば10歳位時間が戻り、老化のスピードを遅らせことができたら幸せ。と、お思いの方は多いはずです。
美容外科や美容皮膚科では、美しく年を取るための、様々なアンチエイジング療法を行っています。
「切らずにできるダウンタイムが少ない方法から始めてみたい方」
「それじゃ物足りない!この際一気に若返ろうと決心する方」
ライフスタイルに合わせて1歩踏み出し、若返ることを楽しみましょう。
下まぶたのしわやたるみのお悩み
【目の下に凹凸出現!くまのように見える!】
昔はなかった目の下のしわ。ファンデーションがボソボソとしわに入りこみ、ますますしわが目立ちます。年齢とともに表れるのが、目の下のしわ、たるみ、ふくらみ、その原因は?
問題は肌の張りです。
年齢と伴に肌の機能は低下し、皮膚に潤いと張りをもたらすコラーゲンが失われてきます。また、目の下の脂肪を押さえていた筋肉もゆるんで下がってきます。その結果、若いころには、ピンと張っていた目の下もふくらみが目立ってきたり、くぼんできたり、目の下から頬にかけて線ができて影ができたりします。
解決策は、大きく分けて二つあります。
(1)手術による改善方法、(2)は、手術をしないで注入法や美容医療機器を使用する方法です。
(1) 手術による改善方法
目の下のしわが主な悩みで、たるみがあまり目立たない場合は、余った皮膚を切除します。
A:下眼瞼切開法(皮弁法)
目の下のしわ、たるみ、ふくらみも気になる方は、筋肉を引上げて余った皮膚、脂肪を取り除き張りを取り戻します。
B:下眼瞼切開法(筋皮弁法)
目の下のしわ、たるみ、ふくらみ、さらにその下にくぼみも気になる方は、脂肪をくぼみに移動させくまを解消し、筋肉引き上げ、余った皮膚を切除し若々しい目もとを取り戻します。
C:下眼瞼切開法(ハムラ法)
(2) 注入法による改善方法
笑った時に目立つ目尻のしわ(カラスの足跡)のように、筋肉の動きが原因のしわが気になる場合は、筋肉の動きを弱めるボトックス注射で解消します。
D:ボトックス注射
下まぶたのしわが気になる場合には、ヒアルロン酸を直接注入し皮膚を盛り上げて目立たなくします。
E:ヒアルロン酸注入
目の下のちりめんじわ、衰えた皮膚は、ご自身の血小板を注入し、そこから放出されるさまざま成長因子の力で細胞を活性化させるPRP皮膚再生療法が効果的です。ご自身の自然治癒システムで若がえる再生医療です。
F :PRP皮膚再生療法
(3) 美容医療機器による改善方法
弾力を失い心もとなくなった目の下、たるんだ目もとは、エステ感覚で受けられる高周波機器テノールで、 コラーゲンを生成し密度の高い若々しい肌に蘇らせます。高周波医療機器でも、顧客満足度が高く(リピート90%)、若返りの効果が非常に高い今話題の機器です。
G:テノール
目の下の小じわ、張りを失いたるんだ目の下は、アファームマルチプレックスで、皮膚の再生を促し、肌を新しく作りかえます。レーザーエネルギーが、若返り、毛穴縮小、傷跡にまで効果をもたらす、まさにマルチなレーザー機器です。
H :アファーム・マルチプレックス
上まぶたのたるみのお悩み
昔に比べて二重の幅が狭くなっていませんか?しわっぽく寄れやすい皮膚になり、アイライナーが、引きにくくなってはいませんか?
年齢とともに上まぶたがたるみ、皮膚がおおい被さり、だんだん二重の幅が狭くなってきます。皮膚は張りを失い、若い頃はすんなり引けていたアイライナーは、引きにくくなるし、引いたところで目が小さくなっているせいか、効果は今ひとつ。
このような場合は、余った皮膚を取り除けば、今までの悩みがうそのようにすっきりしたまぶたになります。イライラしながらのアイメイクに「さようなら」をしましょう。当院では、まぶたの状態やご希望によって、切除する部位別に3つの方法を行っています。
まぶたにおおい被さった皮膚を、二重のラインを切開して切除します。
A:上眼瞼切開法
上まぶたの軽度のたるみを、傷の目立たない眉毛の下を切開して切除します。
B:眉毛下切開法
上まぶたのたるみだけではなく、眉間、目尻、額のたるみまで一気に引き上げます。 頭髪の中を小切開し、内視鏡という微小カメラを使用して行います。傷が皮膚側に一切つきません。
C:内視鏡下眉毛挙上術
眠たそうな目、開きの悪い目のお悩み
「疲れて見える」「眠そうに見える」「目を開くと額にしわがよる」「肩こりがひどい」こんな症状はありませんか?
年をとると、身体のあちこちの機能が衰えるのは仕方がない事とは言え、なんとかしたいものです。日頃から美容にかけては、頑張っていると自負している方も、ふと「年なかしら」と思う瞬間がありませんか。例えば久しぶりに会った友人に、「全然変わってないわねぇ~」と言われると思いきや、「どうしたの?疲れて見えるけど」なんて言われた時。
何故?何故疲れて見えるのでしょうか?
よ~く鏡を見てみると、目の開きが悪くなり、どう見ても黒目の露出が少なくなってトロンとした目。しかも、まぶたが重くすんなり開きません。そういえば目を開けようと力を入れると、額にくっきりしわが・・・これでは、疲れて老けて見えるに決まっています。このような症状は、「眼瞼下垂」が引き起こすものです。
まぶたを開ける筋肉が、あたかもゴムが伸びてしまったような状態になっています。見た目だけではなく、生活面でもいろいろと不自由なことが起こります。一生懸命まぶたを開けようとすると額にしわが寄ります。肩こり、頭痛が出る人もいます。解決法は、何らかの原因で伸びてしまった筋肉を、伸びたゴムを縮めるように短くする挙筋短縮法です。黒目の際立つ大きな瞳よ、Come back!
眠そうな目、開きの悪くなった目は、上まぶたを開ける上眼瞼挙筋を短縮します。眼瞼下垂かどうかの診断をまず受けてみましょう。
眼瞼下垂・挙筋短縮法
たるんだフェイスラインのお悩み
法令線がくっきり、こんなに私の顔って四角だった?
「年を重ねるごとに、写真写りが悪くなってうんざりする」という方はいらっしゃいませんか? また、朝起きた時に顔についたシーツの模様がしばらくついたまま、法令線がくっきりなんてことありませんか? なぜ、写真写りが悪くなったり、指で押しても肌が若いころのようにはねかえってこなくなったりするのでしょうか?
それは、コラーゲンが減少し、皮膚が潤いを失い張りがなくなるからです。
また、年齢とともに、顔の皮膚と骨格、筋膜とをつなげている柱のような大切な組織である靭帯(じんたい)が緩み、筋肉が落ちてフェイスラインは下へ下へと下がっていくからです。…そして鼻唇溝が深くなり、口角がたるみ、下顎にもたるみが生じるのです。何もしなければ、四角い輪郭にまっしぐらです。
たるんだフェイスライン、口の脇のたるみ、皮膚の張りを一気にリセットしたい方、今から予防して老化にブレーキをかけたい方、希望にあわせて治療法は様々です。
(1) 手術による改善方法
額から上まぶた、眉間、目尻まで、顔の上1/3を一気に引き上げます。
A:内視鏡下前額リフト
たるんだフェイスラインを、耳前部からアプローチし、皮膚と筋膜を引き上げる一般的なフェイスリフト、さらに靭帯(リガメント)にまでアプローチするリガメントフェイスリフトで10歳若いフェイスラインを取り戻します。
B:リガメントフェイスリフト
C:一般的なフェイスリフト
軽度のたるみは糸を使って引き上げます。溶ける糸、溶けない糸、引き上げ方、糸の形状も様々です。
H :アファーム・マルチプレックス
D:スレッドリフト(マジックリフト / ナチュラルリフト / ケーブルリフト)
(2) 注入法による改善方法
筋肉の動きによってできる額、眉間、目尻のしわを筋肉の動きを弱めるボトックス注射で解消します。
E:ボトックス注射
法令線には、ヒアルロン酸を直接注入し皮膚を盛り上げて目立たなくします。
F:ヒアルロン酸注入
(3) 美容医療機器による改善方法
弾力を失い心もとなくなった目の下、たるんだ目もとは、エステ感覚で受けられる高周波機器テノールで、 コラーゲンを生成し密度の高い若々しい肌に蘇らせます。高周波医療機器でも、顧客満足度が高く(リピート90%)、若返りの効果が非常に高い今話題の機器です。
G:テノール
張りを失いたるんだ皮膚やフェイスラインを、アファームマルチプレックスで、皮膚の再生を促し、肌を新しく作りかえます。レーザーエネルギーが、若返り、毛穴縮小、傷跡にまで効果をもたらす、まさにマルチなレーザー機器です。
H :アファーム・マルチプレックス