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出っ歯(上顎分節骨切り)

出っ歯(上顎分節骨切り) 施術内容

出っ歯(上顎分節骨切り) メニュー

出っ歯の治療は、上顎分節骨切り術で行います。上の左右第1小臼歯を抜歯し根元の骨も取り除きます。その空いたスペースを利用して前歯6本を後退させチタンプレートで固定し、下顎の歯に噛み合わせます。通常の歯列矯正では2~3年要しますが、短時間の手術で改善できます。上顎のみを考えるのではなく、額~鼻~口元~顎先までのバランスをみて、術前にセファロの分析、咬合模型を基に診断、デサインを行ない詳細な治療方針を立てます。

お勧めの方

・出っ歯を治したい方
・口元を引っ込めたい方
・上品な口元にしたい方
・短期間で出っ歯を治したい方

上顎前突(出っ歯)
上顎分節骨切り術

いわゆる出っ歯の治療は、上顎分節骨切り術(segmental osteotomy)により行ないます。
手術法は反対咬合(下顎)同様、上顎の第一小臼歯を2本抜歯し、前歯の6本を後退させます。
手術後の経過は反対咬合同様、腫れはそれほど大きくはありません。手術時間は約2時間です。
本術式の利点、欠点も下顎分切骨切り術とほぼ同様ですので、参考にしてください。

適応

上顎前突症手術法は、口蓋粘膜骨膜弁を茎とし上顎骨の唇側を十分に露出し鼻腔底を直視下に操作できることから、上顎骨前方部(前歯の6本)を後退、上方に移動することができます。一般的には、上顎前突、ガミースマイルの一部の症例が適応になります。
本手術法の長所としては、(1)鼻中隔に直接アクセスできるので、鼻中隔軟骨の彎曲を防止できる(2)血流豊富な口蓋粘膜骨膜弁なので、骨壊死などの合併症はほとんどない、などが挙げられます。

術式

①切開
上顎歯肉唇頬移行部の5㎜程度上方に両側の骨の切除予定位置(通常は第一または第二小臼歯)まで水平に粘膜骨膜切開を行ないます。

②剥離
手術操作を行なう範囲の唇側粘膜骨膜を剥離し、上顎骨を露出します。 通常、小臼歯を抜歯し、前方部では、梨状口の鼻腔底粘膜を必要な範囲剥離を行ないます。また硬口蓋のV字骨切り予定部は抜歯部位からブラインドで骨膜剥離子を用いて、血行を考慮して最小限の幅で剥離します。

③骨切り
切除予定の範囲を骨に印をつけ、ラウンドバーを用いて骨切りを行います。最初に小臼歯の抜歯部の歯槽骨をラウンドバーで切除します。さらに梨状口から後方に上顎骨を切除し、次に両側の歯槽骨を切除します。 鼻中隔を骨ノミにて切離しますが、長い場合には下端を切除します。また硬口蓋のV字の剥離部位よりマレアブル・リトラクターで口蓋粘膜を保護しながら、バーで口蓋骨を切離し、上顎骨前方部を指にて下方に骨折(digital fracture)させます。 骨折させたのち骨の移動量に合わせて骨のトリミングを行ないます。

④固定
指にて骨を予定の位置に移動し、上下の咬合が最適であることをを確認した上で、上顎歯列を咬合床にチタン製マイクロプレートを使用して、左右2本ずつで固定します。

⑤鼻翼幅拡大防止
鼻翼基部同士を3-0ナイロンで前鼻棘(ANS)に孔をあけて、糸を通過させて引き寄せることで鼻翼幅拡大を防止します。 縫合ドレーンの留置を行なって手術を終了します。

形態変化

上顎骨前方部をあらゆる方向に移動できるため、手術の適応範囲は広く、とくに上顎骨前方部の後方、上方への移動に優れており、理想的な形態の変化を期待できます。骨のトリミングが容易であり、骨を縫合しやすく、あと戻りはほとんどありません。

本術式の欠点

①3,5番の歯間に隙間が残る
この隙間が気になる場合には、歯科治療が必要になります。歯列矯正と、セラミックによる補綴が選択できます。
②鼻翼幅が拡大する
梨状孔で鼻粘膜を剥離することにより、鼻翼幅の拡大する可能性があります。手術の最後にこれを防止するため、鼻翼間縫合を行いますが、それでも多少は開く傾向にあります。
③上口唇が薄くなる
出っ歯の方は上口唇が厚い方が多いので、必ずしも欠点ではないのですが、ときに唇が薄くなることがやや老けた印象をもたらすこともあります。

*上顎・下顎前突同時手術(上下セットバック)

手術は全身麻酔で行ない、抜歯後唇側歯肉から歯肉頬移行部に縦切開を加え、骨膜を剥離し、切開部から骨膜下にトンネルを作製し、梨状孔、上顎骨骨前壁などを露出します。オシレーティングで歯槽部垂直骨切り、梨状孔から部への水平骨切りにより、上顎骨前歯部をピラミッド状に骨切りします。
骨ノミを槌打し抜歯窩の歯槽骨を箱型に除去したのち、その空隙からLindemannバーにて口蓋骨を水平骨切りします。手圧にて前歯部骨片を可動性にし、余剰な骨断端部を削除し、骨片の移動、安定を確認します。下顎も同様に抜歯後、唇側粘膜から歯肉頬移行部に縦切開を加え、骨膜を剥離し、オトガイ孔を確認したのち、さらに切開部から骨膜下にトンネルを作製し、骨面を下顎下縁まで露出させオシレーティングで抜歯窩の歯槽骨を箱型に骨切りし、その後まで水平骨切りします。
下顎前方歯槽部骨片が可動性をもったところで、上下前歯部の咬合を改善します。咬合状態を確認し、チタン製ミニプレートにてそれぞれ上下顎に前歯部歯槽骨を固定します。骨切りの際、摘出した抜歯窩の骨を細片とし、歯槽部骨切り部断端に生じた間隙に充填し、最後に緊密な粘膜縫合をしました。骨切り断端部の数本の歯に、極細ワイヤーにて顎内固定を併用します。

 

POINT

出っ歯は、上顎分節骨切り術で整った口元に改善できます。

矯正では通常1~2年がかかりますが、上顎分節骨切り術は、1日で出っ歯を治すことができる施術です。

抜歯して歯科矯正のみでこの隙間に前歯を倒す方法と似ていますが、効果は全く異なります。抜歯して歯科矯正で歯を内側に倒すと、横顔のラインに対する歯の角度がなくなり、非常にバランスを悪くします。分節骨切り術では、上顎骨・下顎骨の最前部を後方に移動させて抜歯後の隙間を埋めていきますので、横顔のラインに対する歯の角度は変化せず、自然な口元になります。

上顎のみを考えるのではなく、額~鼻~口元~顎先までの横顔のラインのバランスをみてデザインします。単に上顎だけを後退させるだけで良いのか、下顎も同時に手術した方が良いのか、鼻とのバランスはとれているのかなど、術前にセファロ(頭部X線規格写真)の分析、咬合模型を基に診断、デサインを行ない治療方針を立てます。

手術の大きさから考えると骨格の手術の中では、最も腫れが少なく比較的回復が早い手術です。

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出っ歯(上顎分節骨切り)の特徴
  • 施術時間

    約180分

  • 麻酔

    全身麻酔

  • 腫れ具合

    ★★★★☆

  • ダウンタイム

    1~2週間
    口腔内抜糸 14日目
    (吸収糸で行うが、基本的に抜糸を行う)
    術後1~2週間くらいまでの食事は、熱いもの、堅いもの、辛いものなどの刺激物は避ける

  • 副作用(リスク)

    腫れ、内出血が長引く、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。

同時に行うことが多い施術

症例写真

上顎分節骨切り術

 

上顎分節骨切り術+下顎枝矢状分割術(SSRO)

 

 

上顎分節骨切り術+下顎枝矢状分割術(SSRO) 腫れの経過

 

 

上下顎骨切り術(SSRO+ASO)+下顎脂肪吸引

 

 


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料金表

  • 出っ歯(上顎分節骨切り)

    1,540,000円~2,420,000円
    ※2019年10月からの税込料金です。

  • ※東京院・大阪院で料金が異なります。
    詳しくは こちら までお問い合わせください。

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よくある質問と答え

Answer

  • 出っ歯を治す分節骨切り術は、抜歯して歯科矯正のみでこの隙間に前歯を倒す方法と似ていますが、効果は全く異なります。抜歯して歯科矯正で歯を内側に倒すと、横顔のラインに対する歯の角度がなくなり、非常にバランスを悪くします。分節骨切り術では、上顎骨の最前部を後方に移動させることで、抜歯後の隙間を埋めていきますので、横顔のラインに対する歯の角度は変化せず自然な口元になります。
  • 出っ歯(上顎前突)に対しては、“上顎分節骨切り術”を行ないます。上の左右4番の歯を抜歯した後に、前方の6本の歯を後退させ、下顎の歯に噛み合わせる手術です。この部位は、上顎のみを考えるのではなく、額~鼻~口元~顎先までの横顔のラインのバランスがとても大切です。術前にセファロの分析、咬合模型を基に診断、デサインを行ない詳細な治療方針を立てます。
  • 必ず一緒に手術しなければならないということはありませんが、口元は、上顎のみを考えるのではなく、額~鼻~口元~顎先までの横顔のラインのバランスがとても大切です。単に上顎だけを後退させるだけで良いのか、あるいは上・下顎を同時に手術した方が良いのか、鼻とのバランスはとれているのかなど、当院では術前にセファロの分析、咬合模型を基に診断、デサインを行ない詳細な治療方針を立てます。
  • 上顎骨(歯茎の部分の骨)が前に出ていて、縦方向にも長く笑った時に歯茎が出てしまう“笑歯肉(GummySmile)”という状態には、「上顎分節骨切り術」あるいは「LeFortI型骨切り」が適応されます。最も効果的な手術方法を診断しますので、拝見させて下さい。
  • この手術は、術中術後の合併症もほとんど無く、上下の歯をワイヤーで結んで固定する必要もありませんので、熱い物や、刺激物、堅い物を1~2週間避けていただければ、翌日より通常のお食事が召し上がれます。
  • 術後歯と歯の間にワイヤー固定(歯間固定)があります。この歯間固定は3~6か月後に除去します。除去は麻酔の必要なく腫れもない簡単な処置です。骨の固定はプレートでしますが、除去しません。
  • 歯の位置を移動させる外科矯正手術は、術後の歯列矯正、あるいは歯のスキ間を埋める補綴(ほてつ)なども必要になる可能性もありますので、医師とご相談下さい。
  • 顎の骨の手術と聞くと、腫れや不自然さが長期間続くのではないかと心配される方も多いのですが、手術の大きさから考えると、骨格の手術の中では、最も腫れが少なく比較的回復が早い手術です。目立つ腫れは、1週間前後、細かなむくみはありますが術後2週間で落ち着いてきます。それでもお仕事の休みは最低3日間は必要です。
  • 手術は全身麻酔で行いますので、無痛の内に終了します。個人差はありますが、意外に骨の手術は痛みが少なく、お渡しする鎮痛剤でカバーできるくらいです。

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初めての方はこちらからどうぞ 0120-628-662 携帯・PHSからも通話無料 年中無休/受付時間 9:30~20:00

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出っ歯(上顎分節骨切り) 施術内容

出っ歯(上顎分節骨切り) メニュー

出っ歯の治療は、上顎分節骨切り術で行います。上の左右第1小臼歯を抜歯し根元の骨も取り除きます。その空いたスペースを利用して前歯6本を後退させチタンプレートで固定し、下顎の歯に噛み合わせます。通常の歯列矯正では2~3年要しますが、短時間の手術で改善できます。上顎のみを考えるのではなく、額~鼻~口元~顎先までのバランスをみて、術前にセファロの分析、咬合模型を基に診断、デサインを行ない詳細な治療方針を立てます。

お勧めの方

・出っ歯を治したい方
・口元を引っ込めたい方
・上品な口元にしたい方
・短期間で出っ歯を治したい方

上顎前突(出っ歯)
上顎分節骨切り術

いわゆる出っ歯の治療は、上顎分節骨切り術(segmental osteotomy)により行ないます。
手術法は反対咬合(下顎)同様、上顎の第一小臼歯を2本抜歯し、前歯の6本を後退させます。
手術後の経過は反対咬合同様、腫れはそれほど大きくはありません。手術時間は約2時間です。
本術式の利点、欠点も下顎分切骨切り術とほぼ同様ですので、参考にしてください。

適応

上顎前突症手術法は、口蓋粘膜骨膜弁を茎とし上顎骨の唇側を十分に露出し鼻腔底を直視下に操作できることから、上顎骨前方部(前歯の6本)を後退、上方に移動することができます。一般的には、上顎前突、ガミースマイルの一部の症例が適応になります。
本手術法の長所としては、(1)鼻中隔に直接アクセスできるので、鼻中隔軟骨の彎曲を防止できる(2)血流豊富な口蓋粘膜骨膜弁なので、骨壊死などの合併症はほとんどない、などが挙げられます。

術式

①切開
上顎歯肉唇頬移行部の5㎜程度上方に両側の骨の切除予定位置(通常は第一または第二小臼歯)まで水平に粘膜骨膜切開を行ないます。

②剥離
手術操作を行なう範囲の唇側粘膜骨膜を剥離し、上顎骨を露出します。 通常、小臼歯を抜歯し、前方部では、梨状口の鼻腔底粘膜を必要な範囲剥離を行ないます。また硬口蓋のV字骨切り予定部は抜歯部位からブラインドで骨膜剥離子を用いて、血行を考慮して最小限の幅で剥離します。

③骨切り
切除予定の範囲を骨に印をつけ、ラウンドバーを用いて骨切りを行います。最初に小臼歯の抜歯部の歯槽骨をラウンドバーで切除します。さらに梨状口から後方に上顎骨を切除し、次に両側の歯槽骨を切除します。 鼻中隔を骨ノミにて切離しますが、長い場合には下端を切除します。また硬口蓋のV字の剥離部位よりマレアブル・リトラクターで口蓋粘膜を保護しながら、バーで口蓋骨を切離し、上顎骨前方部を指にて下方に骨折(digital fracture)させます。 骨折させたのち骨の移動量に合わせて骨のトリミングを行ないます。

④固定
指にて骨を予定の位置に移動し、上下の咬合が最適であることをを確認した上で、上顎歯列を咬合床にチタン製マイクロプレートを使用して、左右2本ずつで固定します。

⑤鼻翼幅拡大防止
鼻翼基部同士を3-0ナイロンで前鼻棘(ANS)に孔をあけて、糸を通過させて引き寄せることで鼻翼幅拡大を防止します。 縫合ドレーンの留置を行なって手術を終了します。

形態変化

上顎骨前方部をあらゆる方向に移動できるため、手術の適応範囲は広く、とくに上顎骨前方部の後方、上方への移動に優れており、理想的な形態の変化を期待できます。骨のトリミングが容易であり、骨を縫合しやすく、あと戻りはほとんどありません。

本術式の欠点

①3,5番の歯間に隙間が残る
この隙間が気になる場合には、歯科治療が必要になります。歯列矯正と、セラミックによる補綴が選択できます。
②鼻翼幅が拡大する
梨状孔で鼻粘膜を剥離することにより、鼻翼幅の拡大する可能性があります。手術の最後にこれを防止するため、鼻翼間縫合を行いますが、それでも多少は開く傾向にあります。
③上口唇が薄くなる
出っ歯の方は上口唇が厚い方が多いので、必ずしも欠点ではないのですが、ときに唇が薄くなることがやや老けた印象をもたらすこともあります。

*上顎・下顎前突同時手術(上下セットバック)

手術は全身麻酔で行ない、抜歯後唇側歯肉から歯肉頬移行部に縦切開を加え、骨膜を剥離し、切開部から骨膜下にトンネルを作製し、梨状孔、上顎骨骨前壁などを露出します。オシレーティングで歯槽部垂直骨切り、梨状孔から部への水平骨切りにより、上顎骨前歯部をピラミッド状に骨切りします。
骨ノミを槌打し抜歯窩の歯槽骨を箱型に除去したのち、その空隙からLindemannバーにて口蓋骨を水平骨切りします。手圧にて前歯部骨片を可動性にし、余剰な骨断端部を削除し、骨片の移動、安定を確認します。下顎も同様に抜歯後、唇側粘膜から歯肉頬移行部に縦切開を加え、骨膜を剥離し、オトガイ孔を確認したのち、さらに切開部から骨膜下にトンネルを作製し、骨面を下顎下縁まで露出させオシレーティングで抜歯窩の歯槽骨を箱型に骨切りし、その後まで水平骨切りします。
下顎前方歯槽部骨片が可動性をもったところで、上下前歯部の咬合を改善します。咬合状態を確認し、チタン製ミニプレートにてそれぞれ上下顎に前歯部歯槽骨を固定します。骨切りの際、摘出した抜歯窩の骨を細片とし、歯槽部骨切り部断端に生じた間隙に充填し、最後に緊密な粘膜縫合をしました。骨切り断端部の数本の歯に、極細ワイヤーにて顎内固定を併用します。

 

POINT

出っ歯は、上顎分節骨切り術で整った口元に改善できます。

矯正では通常1~2年がかかりますが、上顎分節骨切り術は、1日で出っ歯を治すことができる施術です。

抜歯して歯科矯正のみでこの隙間に前歯を倒す方法と似ていますが、効果は全く異なります。抜歯して歯科矯正で歯を内側に倒すと、横顔のラインに対する歯の角度がなくなり、非常にバランスを悪くします。分節骨切り術では、上顎骨・下顎骨の最前部を後方に移動させて抜歯後の隙間を埋めていきますので、横顔のラインに対する歯の角度は変化せず、自然な口元になります。

上顎のみを考えるのではなく、額~鼻~口元~顎先までの横顔のラインのバランスをみてデザインします。単に上顎だけを後退させるだけで良いのか、下顎も同時に手術した方が良いのか、鼻とのバランスはとれているのかなど、術前にセファロ(頭部X線規格写真)の分析、咬合模型を基に診断、デサインを行ない治療方針を立てます。

手術の大きさから考えると骨格の手術の中では、最も腫れが少なく比較的回復が早い手術です。

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出っ歯(上顎分節骨切り)の特徴
  • 施術時間

    約180分

  • 麻酔

    全身麻酔

  • 腫れ具合

    ★★★★☆

  • ダウンタイム

    1~2週間
    口腔内抜糸 14日目
    (吸収糸で行うが、基本的に抜糸を行う)
    術後1~2週間くらいまでの食事は、熱いもの、堅いもの、辛いものなどの刺激物は避ける

  • 副作用(リスク)

    腫れ、内出血が長引く、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。

同時に行うことが多い施術

症例写真

上顎分節骨切り術

 

上顎分節骨切り術+下顎枝矢状分割術(SSRO)

 

 

上顎分節骨切り術+下顎枝矢状分割術(SSRO) 腫れの経過

 

 

上下顎骨切り術(SSRO+ASO)+下顎脂肪吸引

 

 


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  • 出っ歯(上顎分節骨切り)

    1,540,000円~2,420,000円
    ※2019年10月からの税込料金です。

  • ※東京院・大阪院で料金が異なります。
    詳しくは こちら までお問い合わせください。

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よくある質問と答え

Answer

  • 出っ歯を治す分節骨切り術は、抜歯して歯科矯正のみでこの隙間に前歯を倒す方法と似ていますが、効果は全く異なります。抜歯して歯科矯正で歯を内側に倒すと、横顔のラインに対する歯の角度がなくなり、非常にバランスを悪くします。分節骨切り術では、上顎骨の最前部を後方に移動させることで、抜歯後の隙間を埋めていきますので、横顔のラインに対する歯の角度は変化せず自然な口元になります。
  • 出っ歯(上顎前突)に対しては、“上顎分節骨切り術”を行ないます。上の左右4番の歯を抜歯した後に、前方の6本の歯を後退させ、下顎の歯に噛み合わせる手術です。この部位は、上顎のみを考えるのではなく、額~鼻~口元~顎先までの横顔のラインのバランスがとても大切です。術前にセファロの分析、咬合模型を基に診断、デサインを行ない詳細な治療方針を立てます。
  • 必ず一緒に手術しなければならないということはありませんが、口元は、上顎のみを考えるのではなく、額~鼻~口元~顎先までの横顔のラインのバランスがとても大切です。単に上顎だけを後退させるだけで良いのか、あるいは上・下顎を同時に手術した方が良いのか、鼻とのバランスはとれているのかなど、当院では術前にセファロの分析、咬合模型を基に診断、デサインを行ない詳細な治療方針を立てます。
  • 上顎骨(歯茎の部分の骨)が前に出ていて、縦方向にも長く笑った時に歯茎が出てしまう“笑歯肉(GummySmile)”という状態には、「上顎分節骨切り術」あるいは「LeFortI型骨切り」が適応されます。最も効果的な手術方法を診断しますので、拝見させて下さい。
  • この手術は、術中術後の合併症もほとんど無く、上下の歯をワイヤーで結んで固定する必要もありませんので、熱い物や、刺激物、堅い物を1~2週間避けていただければ、翌日より通常のお食事が召し上がれます。
  • 術後歯と歯の間にワイヤー固定(歯間固定)があります。この歯間固定は3~6か月後に除去します。除去は麻酔の必要なく腫れもない簡単な処置です。骨の固定はプレートでしますが、除去しません。
  • 歯の位置を移動させる外科矯正手術は、術後の歯列矯正、あるいは歯のスキ間を埋める補綴(ほてつ)なども必要になる可能性もありますので、医師とご相談下さい。
  • 顎の骨の手術と聞くと、腫れや不自然さが長期間続くのではないかと心配される方も多いのですが、手術の大きさから考えると、骨格の手術の中では、最も腫れが少なく比較的回復が早い手術です。目立つ腫れは、1週間前後、細かなむくみはありますが術後2週間で落ち着いてきます。それでもお仕事の休みは最低3日間は必要です。
  • 手術は全身麻酔で行いますので、無痛の内に終了します。個人差はありますが、意外に骨の手術は痛みが少なく、お渡しする鎮痛剤でカバーできるくらいです。

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