陥没乳頭 施術内容
乳頭が埋まっていて出てこない状態を改善する施術です。軽症~中等症の方には、傷跡がほとんど分からず再発率の低いTeimourian法、重症の方には、再発率の最も少ないSakai法が適応されます。Sakai法も、傷跡はほとんど目立ちません。リッツで行っている手術は、将来の授乳には全く支障をきたしません。
お勧めの方
・陥没乳頭を治したい方
・授乳に支障が出ない方法を希望する方
・再発しない方法で陥没乳頭を治したい方
・傷の目立たない方法を希望する方
陥没乳頭(乳首が埋まっている状態)の原因は乳管周囲の平滑筋の繊維化であるといわれています。
将来授乳の可能性のある女性の場合には乳管を温存する必要があります。
この手術で再発が多いのはこの乳管を処理できないことが原因となります。
ただ、見た目もそうですが放置しておくと乳管炎、乳腺炎を繰り返し、ますます悪化するケースも目立ちます。
そこでこの手術は数多くの経験のあるドクターが行なうべき手術と考えます。
当院では陥没乳頭を重症度に応じて分類し、その手術法を決定しております。
陥没乳頭はその状態に応じて以下のように重症度分類を行ないます。
陥没乳頭の重症度分類
I. (軽 症) 指でつまみ出すと簡単に乳頭が出てくるがしばらくすると戻る
II. (中等症) 指でつまみ出すと何とか乳頭が出てくるが離すとすぐに引っ込む
III. (重 症) 指でつまみ出すことができない乳頭
I. (軽症)、II. (中等症)に対しては傷跡がほとんど分からないTeimourian法が再発率の少なさを含めて第一選択となります。
III. (重症)に対しては再発率の最も少ないSakai法が適応となります。こちらの方法も手術後の傷跡がほとんど目立ちません。
当院で行なわれている治療法は将来授乳にはまったく差し支えありません。
POINT
陥没乳頭の原因は、乳管周囲の平滑筋の線維化であるといわれています。将来授乳の可能性のある女性の場合には、乳管を温存する必要があります。
この手術で再発が多いのは、この乳管を処理できないことが原因となります。当院では、陥没乳頭を重症度に応じて分類し、その手術法を決定しております。軽症、中等症に対しては、Teimourian法、重症に対してはSakai法が適応となります。
どちらの方法も再発率が非常に低く、傷痕もほとんど目立ちません。当院で行っている治療法は、将来の授乳にはまったく差し支えありません。
陥没乳頭の特徴
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施術時間
約60分
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麻酔
静脈麻酔/局所麻酔
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腫れ具合
★☆☆☆☆
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ダウンタイム
7日間 顕著な腫れはない
患部の上をプラスチックカプセルで保護。
抜糸 7日目 -
副作用(リスク)
腫れ、内出血が長引く、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。
同時に行うことが多い施術
よくある質問と答え
- 陥没乳頭の原因は?
- 陥没乳頭は手術した方がいいでしょうか?
- 陥没乳頭の手術をしても将来授乳できますか?
- 再発はありますか?
- ティモリアン法はどのような手術ですか?
- サカイ法はどのような手術ですか?
- 傷は目立ちますか?
- 術後固定はありますか?
- 腫れについて教えてください
- 痛みについて教えてください
- 陥没乳頭は、乳頭が埋まっていて出てこない状態です。バストには乳管があり、女性が思春期になりますと、乳管が押し上げられ表に出てきます。ところが、乳管と乳管の間にある柵状の組織が硬くなって、乳管の伸びを妨げるのが原因といわれています。
- 陥没乳頭は、見た目の問題のみならず将来の授乳時に不自由したり、放置しておくと乳管炎、乳腺炎を繰り返すことがあります。状態によっては、早期の手術をお勧めします。
- 陥没乳頭の手術で大事なことは、将来授乳の可能性のある女性の乳管を傷つけないことです。当院で行っている手術は、母乳の通り道である約20本の乳管を殆ど傷つけることなく行う為、全く授乳に支障をきたしませんので、ご安心下さい。
- 陥没乳頭は、陥没の程度に応じた術式で行えば戻ることは殆どありません。従って数多くの経験がある医師が、適切な診断をして行うべき手術といえます。軽症~中等症の方には、傷跡がほとんど分からず再発率の低いティモリアン法、重症の方には、再発率の最も少ないサカイ法が適応されます。
- 軽症~中等症に行なう手術方法です。まず乳頭基部から約8ミリの葉状(木の葉の様に平たい形)皮膚を挙上し表皮のみ切除します。乳頭を引き出し左右の皮膚を、皮下トンネルを通して交叉させ対側の皮下組織と縫合します。交叉した皮膚が橋渡しの役目をして再発を防ぎます。傷は乳頭基部ですからほとんど分りません。
- サカイ法は、主に重症の方に適応されます。まずナイロン糸で乳頭を引き出します。乳頭に縦切開を加え、乳管周囲の繊維組織を処理し、乳頭を引き出します。左右に三角真皮弁を作り、対側に縫合し橋渡しとし再陥没を防ぎます。傷は乳頭内ですからほとんど分りません。
- ティモリアン法は、乳頭基部、サカイ法は乳頭内を切開します。目立たない部位を細かく丁寧に縫合しますので、最終的に殆ど分らなくなります。
- 術後は患部を保護する為、ガーゼとテープで固定します。
- 個人差はありますが、顕著な腫れやむくみはありません。
- 局所麻酔で行います。恐怖心の強い方には、静脈麻酔を使用することも可能です。個人差はありますが、術後に強い痛みはありません。