テノール
- テノールとは?
- テノールはラジオ波(RF)という高周波によって生じる熱の作用によって、全身の若返り効果や痩身効果をもたらす今までに類を見ない最先端のアンチエイジング療法の機器です。
- テノールが出す高周波は、安全なものですか?
- テノールが作り出す高周波は、人体に安全で国際的に認可された周波数です。テノールの周波数は40.68MHz(エステで使用されている機器の約100倍)です。この周波数は医療機関しか取り扱うことができない事からもその効果と信頼性が高いことが分かります。
- どんな効果がありますか?
- 高周波は真皮層まで達し、線維芽細胞を刺激することでコラーゲンを生成します。さらに真皮層の細胞組織の細胞の再構築を行い、弾力があり密度の高い肌に改善します。また、皮膚深部に熱だまりを発生させリンパの流れや血流を促進しセルライト除去・デトックス効果をもたらします。脂肪細胞そのものも小さくするので部分痩せにも絶大な効果を発揮します。
- 洗顔やお化粧はすぐできますか?
- すぐに洗顔・お化粧が可能です。但し、施術後すぐはなるべく熱を逃さないように、できる限り温度が上がった状態を保ちます。従って冷水での洗顔は避けて、熱い蒸しタオル等でふきます。少々ほてった感じがしますが、すぐにお化粧してお帰り頂けます。
- 効果はすぐ実感できますか?
- ほとんどの方が1回で効果を実感して頂けます。施術後、顔やボディのラインの変化、タイトニング(引き締め)、リフトアップ(引き上げ)、肌のつやと張りを実感して頂けます。
- 1回でも効果がありますか?
- テノールは1回の施術でも、効果を実感して頂けますが、1クール4~5回として、しっかり施術することにより、若返り効果と痩身効果をより発揮します。また、順調に代謝や、コラーゲン生成を促進させ、効果を持続させていくためには、1~3か月後に1度を目安にして定期的に受けて頂くことをお勧め致します。短期間での施術効果をご希望の方には、1回で複数回分の施術も行います。
- 1回テノールを受けたら次は何日か空けるのですか?
- 皮膚への浸襲が少ない施術ですから、必ずしも期間を空ける必要はありません。1週間に1回、3日に1回、極端にいうと毎日受けて頂いても大丈夫です。
- 腫れについて教えてください。
- 腫れがないのもテノールの特長です。従来行われてきたサーマクール等の類似施術と異なり、腫れや痛みがありません。腫れや痛みがあることで、二の足を踏んでいた方もエステ感覚で高周波治療を受けて頂けます。
- 痛みについて教えてください。
- テノールは痛みがないのが特長です。サーマクール等の類似施術は、瞬間的に高主力の高周波を与えるため強い痛みがありました。テノールは、熱を皮膚表面から皮膚組織に分散させて徐々に届けるため、熱感はありますが痛みを殆ど感じることなく同等以上の効果が期待できます。痛みや腫れの心配が全くない高周波治療です。
ボトックス
- ボトックスとは?
- ボトックス治療は、一般の病院では、眼瞼痙攣、顔面痙攣の治療薬として使われており、しわの治療薬としてはアメリカFDAでも認可されている安全な注射薬です。
- 他院でボトックスを注射したら怒った様な表情になりました。
- ボトックス注射は、的確な部位に注射をすることが重要です。筋肉の走行を充分理解していなければ、眉の中央が下がって怒ったような表情となったり、しわには思ったほど効果が出なかったりします。皺眉筋、眉毛下制筋、鼻根筋等の筋肉の走行を熟知した経験豊富な医師であれば、解剖学的な判断に基づく治療が可能です。
- ボトックスは安全ですか?
- ボトックスは、ボツリヌス菌から体に害のないA型血清毒素だけを精製して取り出した安全な注射薬ですから、安心して受けて頂けます。1989年アメリカの食品医薬品局(FDA日本の厚生労働省にあたる)に認可されています。
- 効果はすぐ出ますか?持続期間はどれ位ですか?
- 個人差はありますが、注入後最短3~4日位で効果がみられ、効果の持続期間は約6ヶ月です。必要に応じて追加注入すると効果的です。
- ボトックスはどんなしわに効果がありますか?
- ボトックスは、筋肉の動きによってできるしわに効果があります。例えば筋緊張性の横じわやカラスの足跡のような笑った時に目立つ目尻のしわなどです。
- 料金が安いボトックスがあるようですが、違いがありますか?
- A型ボツリヌス菌毒素製剤の中でも、一番高品質で安全性が高いのが米国のアラガン社製といわれています。ボトックスは、アメリカのアラガン社の登録商品製品ですので、同じような働きを持つ製品でも本来はボトックスとは称せません。安価な類似品ボトックスも出回っているようですので、慎重にクリニックを選択しましょう。
- 若いころから額にしわがよるくせがあります。治療法は?
- 額の癖じわは、ボトックス注射をすれば、筋肉の動きを抑制ししわになり難くなります。原因が、眼瞼挙筋(上まぶたの筋肉)にある場合は、眼瞼下垂を毅然する方法になります。原因を診断しますので一度拝見させて下さい。
- 腫れについて教えてください。
- 腫れはほとんどありません。個人差によって若干赤味が出ることがありますが、必ず消失する一過性のものです。もちろんお化粧で隠せます。
- 痛みについて教えてください。
- 注入療法は、極細の注射針を使用しますので痛みは殆どありません。希望や治療部位・範囲によっては、冷却麻酔や静脈麻酔でも可能です。
こめかみリフト
- こめかみリフトは、どこのたるみに効果がありますか?
- こめかみリフトは、眉毛の外側下垂、上眼瞼外側下垂、目尻の下垂、下眼瞼の張り(しわではありません)を主に改善する手術です。
- どこを切るのですか?傷は目立ちますか?
- 側頭部の生え際から中に約3センチののところを、約4センチ切開して、患者さまの好みに応じて外側上方に引き上げます。切開部は、頭髪の中ですから傷が目立つことはありません。
- 術後表情が不自然になることはありますか?
- 手術直後は、目がややつり上がり過ぎに見えますが、1~2週間ほどで自然に回復します。
- こめかみリフトもSMASを引き上げるのですか?
- こめかみリフトの特徴は、頬部と異なりSMASを使用できない点です。頬骨弓部では、SMAS直下に顔面神経が走行している為、安全性を考慮しもう少し浅い層である脂肪弁にリフトを行います。皮下脂肪弁に十分な可動性をもたせた後に、外側上方に引き上げます。
- 腫れについて教えてください。
- 個人差はありますが、約1週間で大きな腫れは落ち着きます。
- 痛みについて教えてください。
- 術後の痛みは個人差がありますが、内服薬で落ち着きます。
ケーブルリフト
- ケーブルリフトはどんな症状に効果的ですか?
- 加齢に伴い頬上部の脂肪が下がってできる鼻の横あたりの凹凸(たるみ)に効果的です。
- 腫れについて教えてください。
- 大きな腫れはありません。5日~1週間少しむくんだような感じです。
- 痛みについて教えてください。
- 局所麻酔あるいは静脈麻酔で行います。個人差はありますが、術後に強い痛みはなく内服薬で落ち着きます。
ホワイトリフト
- ホワイトリフトの糸は体内に残りますか。
- ホワイトリフトは長い吸収糸(溶ける糸)で引き上げるリフトです。異物に抵抗のある方にも向いています。
- ホワイトリフトの糸はどこから入れるのですか。
- 糸は頭髪内から挿入するため、傷がほとんど見えません。
- ホワイトリフトは特にどこに効果的ですか。
- 頬のたるみ、特に加齢とともに深くなってくる法令線に効果的です。
- 仕事の休みがあまり取れないので、腫れが心配です。
- ホワイトリフトは非常に腫れに少ない施術です。当日からお化粧可能で、休みを必要としない施術といえます。
マジックリフト
- マジックリフトの糸は安全ですか?
- 糸は、50年以上前から一般的な手術で血管を縫合するのに広く使用されている吸収性の縫合糸と同じ成分でできている安全なものです。
- マジックリフトの糸はどんな形状ですか?
- 糸には、多くのギザギザがついています。それを半らせん状の構造にすることで、強力に組織をつかんで、引き上げ力を強めます。
- 何本入れられるのですか?
- 何本でも入れられます。医師が、気になる部位を伺い効果的な糸の入れ方、本数を診断致します。
- 糸が溶けたら効果もなくなるのでは?
- 糸が溶けてきても、効果がなくなるというわけではありません。糸には細かいギザギザがついており、ギザギザによる物理的刺激によって、糸周辺にコラーゲンが主成分である膠原線維の被膜が形成されます。糸が溶けてきても、その被膜によりリフティング効果が維持されます。一般的に手術直後よりも2~3ヶ月後にその効果がはっきりと表れてきます。
- リバイタライジング効果とは何ですか?
- リバイタライジング効果とは、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促す効果です。
- 糸を入れたらすぐ効果がありますか?
- 引き上げ効果はすぐに実感して頂けます。肌の活性効果は、術後2~3週間後から表れてきます。
- 糸の追加をしたい場合は、前回からどの位期間を空けたらいいですか?
- 約6~8週間後から可能です。
- 腫れについて教えてください。
- 大きな腫れはありません。少しむくんだような感じです。
- 痛みについて教えてください。
- 局所麻酔あるいは静脈麻酔で行います。術後の痛みはほとんどありません。
シルエットリフト
- シルエットリフトの糸は安全ですか?
- 糸はアメリカFDA(食品医薬品局)認可取得、ヨーロッパCEマーク取得の高品質製品ですので安全です。
- 埋め込む糸は何本ですか?
- 症状・ご要望に応じて片頬につき2~6本埋め込みます。
- リバイタライジング効果とは何ですか?
- リバイタライジング効果とは、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促す効果です。
- 糸を入れたらすぐ効果がありますか?
- 引き上げ効果はすぐに実感して頂けます。肌の活性効果は、術後2~3週間後から表れてきます。
- 傷跡は残りませんか?
- 糸の挿入ポイントはこめかみの頭髪内の目立たない部分となりますので、お顔に傷が残ることはありません。
- 再手術は可能ですか?
- 非吸収糸のため、残っている糸を再度引き上げることが可能です。追加で糸を挿入することも可能です。
- 手術の痛みについて教えてください。
- 術中は麻酔により、ほとんど痛みは感じません。ご希望に応じて麻酔法を選択いたします。
ナチュラルリフト
- ナチュラルリフトは、どのような症状に効果がありますか?
- 加齢に伴い頬の外側の皮下組織(表在性筋膜)が下がり、正面から見ると顔が四角くなってきます。ナチュラルリフトは、このような状態に適しています。
- どのような糸を使用しますか?
- 吸収糸・非吸収糸どちらでも可能です。
- どのように引き上げますか?
- 糸で三角形の面を作り、深い層にあるSMAS(表在性筋膜)を、面で垂直方向に引き上げ、フェイスラインをシャープにします。面で深い層を引き上げるため、効果と持続性に優れています。
- 腫れについて教えてください。
- ほとんど腫れはありません。
- 痛みについて教えてください。
- ほとんど痛みはありません。
ミッドフェイスリフト
- ミッドフェイスリフトは、どこを引き上げるリフトですか?
- 鼻唇溝上部から頬部内側の顔の中顔面の引き上げ効果があります。
- 腫れについて教えてください。
- 個人差はありますが、2~3週間で落ち着きます。
- 痛みについて教えてください。
- 局所麻酔、あるいは静脈麻酔で行います。術後の痛みは個人差がありますが、内服薬で落ち着きます。
アファーム・マルチプレックス
- 今までのフラクショナルレーザーと何が違うのですか。
- 最大の違いは長い波長と短い波長を出すことが可能な点です。皮膚の浅い層から深部まで効果をもたらし、毛穴、たるみ、ニキビ跡、肌の引き締めなどあらゆる症状に対応します。
- 痛みが心配です。
- 一般的なフラクショナルレーザーと比較して格段に痛みが少ないのですが、当院では、痛みのケアに万全を期すため麻酔スプレーや鎮痛剤服用を行ないます。
- 1回の施術時間はどの位ですか。
- 約15分で終了します。一般的なフラクショナルレーザーと比較してレーザーシャワー本数(密度)が多いので少ない照射数で治療を終了することができます。
- 洗顔やお化粧はすぐできますか。
- 当日から可能です。施術後お化粧をしてお帰りになれます。
- 麻酔の費用は別にかかりますか。
- 麻酔スプレー、鎮痛剤は施術費用に含まれております。さらに アファーム・マルチプレックスを受けた方には、効果を高めるイオン導入を行いますが、これも施術料金に含まれております。
- 効果は持続しますか。
- アファームは肌の再生治療なので、照射した部分の効果はなくなりません。ただし、若返った肌を維持するために日焼け止めや保湿などのスキンケアを行いましょう。
上眼瞼徐皺術
- 上瞼のたるみを取る方法は?
- 加齢とともに現れる上まぶたのたるみは、余った皮膚を切除する部位別に次の3つの方法を行っています。1)二重のライン上で切除する上眼瞼切開法2)眉毛の下の生え際で切除する眉毛下切開法3)内視鏡を使用し頭髪内から引き上げる内視鏡下眉毛挙上術です。
- 上眼瞼切開法は、どのような状態に適していますか?
- 上瞼がたるみ二重の幅が狭くなってきた方で、瞼がくぼみ気味の方に適応します。
- 上眼瞼切開法の傷は目立ちますか?
- 二重のライン上を目頭から目尻まで切開します。目を開けている状態では傷は見えません。抜糸後は少し赤味がありますが、十分お化粧で隠すことができます。3~6ヶ月で白い目立たない線になり最終的にほとんど分からなくなります。その間はアイメイクで十分隠せます。
- 眉毛下切開法は、どのような状態に適していますか?
- 上まぶたのたるみがある方で重症のケース以外に適応します。特にまぶたが厚ぼったい方は二重ラインを切開してたるみを取るとかえって段差ができて厚ぼったくなりますので、眉毛下でたるみを切除します。
- 眉毛下切開法の傷は目立ちますか?
- 眉毛の下の生え際という目立たない部分を切開し、細かく丁寧に縫合します。抜糸後は少し赤味がありますが、お化粧で十分隠すことができます。赤みは徐々に消失し最終的にほとんど分からなくなります。
- 内視鏡下眉毛挙上術は、どのような状態に適していますか?
- 上まぶたにたるみがありまぶたが厚ぼったい方、まぶたを切開したくない方、同時に目尻や額、眉間のしわまで改善したい方等に適応します。
- 内視鏡下眉毛挙上術の傷は目立ちますか?
- 頭髪の生え際から1センチ後方を縦に4~5ヵ所切開し、内視鏡という微小のカメラを用いて手術します。頭髪の中を小切開しますので、傷は皮膚側に出ません。
内視鏡下前額リフト
- 内視鏡とは何ですか?
- 内視鏡(end-scope)は、外科分野において盛んに使われている微小カメラです。約1センチの切開部から内視鏡や手術に使う器械を挿入し、内視鏡の画像を見ながら手術を行います。患部を大きく切る方法は、傷が大きく術後の痛みも強かったのですが、この短所を改善したのが「内視鏡」による手術です。
- 額のしわ・たるみを取る手術は?
- 額のしわ・たるみを取るフェイスリフトには、さまざまな術式があります。当院が行っている内視鏡下前額リフトは、頭髪内の小切開から微小カメラを挿入して行いますので、傷が目立たず負担が少ない手術です。額のみならず、上まぶたや目尻のたるみなど顔の上1/3を一気に若がえらせることができる手術です。
- 頑固な眉間の縦じわや鼻根の横じわもとれますか?
- 頑固な眉間のしわは、内視鏡下前額リフトで改善できます。頭髪内の小切開から内視鏡や手術器具を挿入し、眉間のしわの原因である皺眉筋や鼻根の横じわの原因である鼻根筋を処理して改善します。
- 他院で、額のしわ取りは大きな傷ができると言われました。内視鏡の傷は?
- 内視鏡や手術器具を挿入する切開部は、頭髪の生え際から1センチ後方で、縦に1センチ4~5カ所です。頭髪内ですから、傷は目立ちませんし、脱毛の心配もありません。
- 包帯を巻いて帰るのですか?
- 包帯を巻くことはありません。ご自宅では、腫れを早期に軽減するためにフェイスバンデージというマスクで圧迫して下さい。
- 他院では、フェイスリフトは入院が必要だと言われました。そちらはどうですか?
- 内視鏡下前額リフトは、日帰り全身麻酔で行っております。最近は麻酔技術の進歩や効果の良い麻酔薬(覚めが良くて副作用が少ない)が開発されているため、全身麻酔でも手術当日に帰宅可能となりました。また、当院では麻酔法に限らず全身管理が必要と判断される場合には、麻酔の専門医が必ず立会いますのでご安心ください。
- 内視鏡下前額リフトと、従来法の違いは?
- 従来法では、30センチ以上の大きな傷跡(脱毛)を残す手術でしたが、内視鏡リフトは頭髪内に約1センチの切開を4~5ヶ所行ないます。この小さな穴から内視鏡を挿入し、剥離、筋肉の処理を行ないその後に額から上まぶた吊り上げ固定を行ないます。身体への負担が少なく傷が目立たず、顔の上1/3の若返りが可能です。
- たるみを引き上げた後何かで固定しますか?
- 前頭部の皮膚が、引き上げた位置で頭蓋骨と強固な固定が得られまでに3ヶ月を要します。当院では最低3ヶ月はチタンスクリューで固定します。基本的にこのままですが、希望があれば6ヶ月以降に除去することも可能です。
- 内視鏡下前額リフトを行っているクリニックがほとんどないのはなぜですか?
- 内視鏡下前額リフトは、内視鏡の専門トレーニングを積んだ医師のみによって行われる難易度の高い手術です。欧米では一般的な手術ですが、国内でこの設備・技術を備えているクリニックは殆どありません。当院では、内視鏡リフトの第一人者であるDr.Ramirezから直接指導を受けた医師が手術を行っています。
- 腫れについて教えてください。
- 個人差はありますが、1~2週間で大きな腫れは落ち着きます。
- 痛みについて教えてください。
- 全身麻酔で行いますので、手術中は全く無痛です。術後は個人差はありますが、内服薬で落ち着きます。
レーザー治療(しみ)
- Q?スイッチルビーレーザーとは、何に効果的ですか?
- レーザーの中でも、最もメラニン色素等の黒っぽい色に対し吸収率が高いレーザーです。正常組織にはほとんど吸収されませんので、皮膚へのダメージが少なく老人性や紫外線によるしみ、アザに効果的です。Q-スイッチレーザーですから、高出力、短時間で照射が可能で、しかも熱が発生しませんので深い層にも効果が出ます。
- Q-スイッチアレキサンドライトレーザーとは、何に効果的ですか?
- Q-スイッチアレキサンドライトレーザーは、皮膚組織の深達度に優れておりメラニン色素等の黒っぽい色に反応します。Q-スイッチレーザーですから、高出力、短時間での照射が可能で熱が発生しません。その為皮膚にダメージを与えずに、しみ、アザ、そばかす、太田母斑、刺青除去、アートメイク除去などの治療ができます。
- Q-スイッチとは、何ですか?
- レーザーを照射している時間をパルス幅といいますが、パルス幅を10億分の1秒単位で制御できるレーザーが、Q-スイッチレーザーです。Q-スイッチとは、QualitySwitchingの略語で、カメラのフラッシュのように、一瞬の瞬発力があるので、高出力を短時間で照射できます。
- レーザーでしみを取った後、気をつけることは?
- しみをレーザーで除去した後は、UVケアや美白剤のアフターケアを行います。しっかり日焼けを防ぎませんと却って色素沈着を起す可能性があります。治療後には、かさぶたが出来ますが、1週間前後でかさぶたが剥がれピンク色の肌が現れます。
- 肝班もレーザーで治療できますか?
- 肝斑は、女性の頬に見られるしみで、女性ホルモンの影響で生じることが多いといわれています。表皮にメラニン色素が沈着している状態ではありますが、肝斑にレーザー治療や、IPL治療、深めのケミカルピーリングをするとかえって色素沈着が悪化し色が濃くなります。肝斑は、トレチノイン軟膏による治療が最適です。
- 腫れについて教えてください。
- 腫れはありません。
- 痛みについて教えてください。
- 照射時は、ゴムで軽くはじかれたような感じです。痛みに弱い方には照射する前に、患部に麻酔のシールを貼ることもできます。
レーザー治療(若返り)
- GentleYAG(ジェントルヤグ)レーザーとは、どのようなレーザーですか?
- GentleYAGレーザーは、照射時間が長いロングパルスレーザーで、高出力の照射が可能です。周囲の正常組織への熱損傷を最小限に抑えながら皮膚の深い部分に熱を発生させ、コラーゲンの増加を促し顔全体のひきしまりと肌質改善に効果をもたらします。赤外線を照射しているような感じで、顔全体に照射できます。
- 腫れについて教えてください。
- ありません。
- 痛みについて教えてください。
- 照射中は、温かい感じで痛みはありません。
コラーゲン注入
- コラーゲンとは?
- コラーゲンは、身体を構成する蛋白質(たんぱくしつ)です。皮膚の本体である真皮の90%はコラーゲンです。線維状で網の目のように張り巡らされており、水分を保ち肌に弾力を与えます。加齢に伴い真皮のコラーゲンの代謝が衰え皮膚の水分が減少すると、細胞の老化が進みます。
- ヒト・コラーゲンとは何ですか?
- 人の皮膚の線維芽細胞を培養して、高純度に精製した注入剤です。従来のコラーゲンのように動物由来ではありませんので、アレルギーテストは不要です。
- 腫れについて教えてください。
- ほとんど腫れはありません。個人差によって若干赤味が出る場合がありますが、必ず消失する一過性のものです。もちろんお化粧で隠せます。
- 痛みについて教えてください。
- 注入療法は、極細の注射針を使用しますので痛みは殆どありません。希望や治療部位・範囲によっては、冷却麻酔や静脈麻酔でも可能です。
トレチノイン療法
- トレチノイン軟膏と美白化粧品はどこが違う?
- 通常市販されている美白剤(医薬部外品)は、メラニン色素を新しく作る量を減らす働きをする成分が微量は含まれてはいますが、非常にその作用が弱く現在沈着しているメラニン色素を外に出してしまうような作用はありません。その点トレチノインは、表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう強力な作用があります。
- トレチノイン軟膏は、薬局で売っていますか?
- トレチノイン軟膏は、非常に強力な作用がありますので、医師の指導のもとに使って頂くようになります。従って薬局などで市販されていません。
- トレチノイン軟膏は家で塗るだけで、通院はありませんか?
- トレチノイン治療中は、医師の指示通りに診察を受けて下さい。治療の状況、肌の状態に応じて、薬が変更、追加されたりすることがあります。
- ハイドロキノン軟膏の作用は?
- メラニン色素を作らなくする強力な漂白剤です。アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキスなどを配合した市販の美白化粧品や医薬部外品が多数ありますが、成分の作用がハイドロキノンに比べて非常に弱いため、市販されている濃度では実際の効果は期待できません。
- 腫れについて教えてください。
- トレチノイン治療を開始すると、皮膚が赤くなりぼろぼろと角質が取れます。この反応は、アレルギー反応(薬によるかぶれ)ではありませんので、心配ありません。
- 痛みについて教えてください。
- 特にありません。
皮膚再生PRP療法
- 再生医療とは何ですか?
- 再生医療は、人体の細胞を利用して、病気や事故で失ったり、損傷したりした組織や器官の再生・修復をしようとする治療法です。心筋梗塞、白血病、関節炎、熱傷などに対して研究が進められています。美容外科の分野でも、この再生医療を応用した治療が行われています。
- なぜ血小板がしわに効果があるのですか?
- 血小板から放出されるのが成長因子が、組織に働きかけ肌の活性化を促します。加齢に伴い真皮のコラーゲンの代謝が衰え細胞の老化が進みます。衰えた皮膚に高濃度の血小板を注入すると、さまざま成長因子が放出され、細胞が活性化されます。
- 効果はすぐ出ますか?どの位持続しますか?
- 施術後2~3週間で効果が表れ、個人差はありますが、6ヶ月~1年半持続します。通院の必要もなく、肌の弾力やみずみずしさが自然に戻ります。効果が衰えても元の状態に戻る事はありません。
- アレルギーや後遺症はありませんか?
- 自分の血液成分を注入するので、アレルギーや後遺症はありません。安心して受けて頂けます。
- 腫れについて教えてください。
- 大きな腫れはありません。個人差はありますが、2~3日間位です。
- 痛みについて教えてください。
- 麻酔のテープ、または静脈麻酔で行います。術後もほとんど痛みはありません。
ヒアルロン酸注入
- ヒアルロン酸とは?
- ヒアルロン酸は、天然のムコ多糖類で、人間の身体の中では、皮膚、皮下組織、眼球のガラス体、関節の滑膜や滑液などの重要な構成成分です。注入用ヒアルロン酸製剤は、バイオ技術で作られたものです。動物由来(ゆらい)ではありませんので、感染症の心配がなく、アレルギー反応も起こりにくいという利点があります。
- ヒアルロン酸注入でアレルギーや副作用は出ませんか?
- 全世界の情報に基づくと、過敏症、注射部位の反応等さまざまな副作用が報告されてはいますが、発現率が0.02%以下ということは100%とはいかないまでもほぼ副作用の心配はなく安全と考えられます。アレルギーテストの必要はなく来院当日に注入することができます。
- ヒアルロン酸には、どんな種類がありますか?
- ヒアルロン酸は、ゲルの粒子の大きさや構造が違うものがあります。当院では、ヒアルロン酸製剤の特徴を熟知した医師が、深さや注入部位を考慮した上で選択します。
- ヒアルロン酸は、なぜしわの治療に効果があるのですか?
- ヒアルロン酸は、身体の中で優れた保水力で、肌のみずみずしさを保っています。加齢とともにヒアルロン酸は減少し、しわやたるみなどができます。失われたヒアルロン酸を直接補うことで若々しい肌を取り戻します。
- 腫れについて教えてください。
- ほとんど腫れはありません。個人差によって若干赤味が出る場合がありますが、必ず消失する一過性のものです。もちろんお化粧で隠せます。
- 痛みについて教えてください。
- 注入療法は、極細の注射針を使用しますので痛みは殆どありません。希望や治療部位・範囲によっては、冷却麻酔や静脈麻酔でも可能です。
頬・頚部フェイスリフト
- フェイスリフトには、色々な術式があるのですか?
- SMASの剥離範囲や靭帯の処理の有無など様々術式があります。当院では、重大な合併症を回避し可能な限り手術結果を出す為の最善の手術方法は安全と効果のバランスをとることであると確信しています。それが、皮膚を支える強固な靭帯を処理し、SMASと皮膚を同時に引き上げるリガメント・フェイスリフト法です。
- 靭帯(リガメント)とは、何ですか?
- 靭帯は、皮膚と骨等の深部組織を連結している鎖のような支持組織で、顔面に数ヶ所存在します。老化に伴いこの靭帯が緩むことによりたるみが出現します。この鎖を切り離さない限り鼻唇溝の改善は不可能です。従ってフェイスリフトを行う上で靭帯の処理は重要なポイントになります。
- 包帯を巻きますか?
- 包帯等の固定はつきません。ご自宅では、腫れを早期に軽減させるために、フェイスバンデージというマスクを装着して頂いています。特に最初の1週間は就寝中以外も出来るだけ長時間装着して下さい。
- どこを切るのですか?傷は目立ちますか?
- 耳上部の切開は側頭部の頭髪内を、VまたはW型に切開し、耳の形に沿って下行し、耳珠(じじゅ)部(耳の顔側の入り口にある出っ張り)は、輪郭に沿って自然にカーブさせ、耳垂(耳たぶ)基部に至り、耳後部は後耳介溝に沿って上行します。傷跡は近くで見ても分からないくらい、ほとんど目立たなくなります。
- 麻酔法は?日帰りはできますか?
- 静脈麻酔、あるいは全身麻酔で行います。いずれも日帰りが可能です。静脈麻酔を行なう場合は、麻酔薬の作用として切れの良い覚めの良いものを使用します。最近は麻酔技術の進歩や効果の良い麻酔薬(覚めが良くて副作用が少ない)が開発されているため、全身麻酔でも手術当日に帰宅可能となりました。
- リガメント・フェイスリフトの特長は?
- 靭帯(リガメント)は、骨等と皮膚をつなぐ鎖のような組織です。リガメント・フェイスリフトは、この靭帯を一旦切り離して、皮膚を後上方に引き上げて再固定する方法です。リガメント・フェイスリフトは、繁雑で時間を要しますが、飛躍的な持続効果を得られ一般的なフェイスリフトでは難しい鼻唇溝やマリオネットラインへの効果は絶大です。
- フェイスリフトをするともうたるみませんか?
- 元々の状態や希望などにより異なりますが、当院のフェイスリフトは手術をした時点で8~10歳ほど若返って頂ける手術です。残念ながら老化がその時点で止まるするわけではありません。しかし、手術をしなかった場合と10年後を比べればたるみや肌の張り等に確実に違いが出ます。
- 腫れについて教えてください。
- 1~2週間でおおまかな腫れは落ち着きます。ご自宅では、腫れを早期に軽減させるために、フェイスバンデージというマスクを装着して頂いています。特に最初の1週間は就寝中だけではなく、出来るだけ長時間装着して下さい。
- 痛みについて教えてください。
- 手術は、静脈麻酔、あるいは全身麻酔で行いますので、無痛の内に終了します。術後は個人差がありますが、内服薬で落ち着きます。
上眼瞼切開法
- 上まぶたのたるみを改善する手術はどのような方法がありますか?
- 加齢とともに上まぶたがたるみ、皮膚が被ってくるので二重の幅は狭くなり、目が小さくなっていきます。このような場合、当院では、余った皮膚を切除する部位別に次の3つの方法を行っています。1.二重のライン上で切除する2.眉毛の下の生え際で切除する3.内視鏡を使用し頭髪内から引き上げるです。
- 若いころに比べて目が三角になり小さくなってきました。改善方法はありますか?
- 加齢とともに上まぶたがたるみ、皮膚が被ってくるので二重の幅は狭くなり、目が小さくなって三角になってきます。このような場合、当院では、余った皮膚を切除する部位別に次の3つの方法を行っています。1.二重のライン上で切除する2.眉毛の下の生え際で切除する3.内視鏡を使用し頭髪内から引き上げるです。
- 上瞼を切開すると傷跡はどのくらいでわからなくなりますか?
- 二重のライン上を目頭から目尻まで切開します。目を開けている状態では傷は見えません。抜糸後は赤味がありますが、3~6ヶ月で白い目立たない線になり最終的にほとんど分からなくなります。その間はアイメイクで十分隠せます。
- 上まぶたの皮膚がかぶって二重の幅がせまくなってきたので、幅を広げることできますか?
- たるみの程度や瞼の厚み、希望などを考慮して手術法を選択します。僅かなたるみであれば、当院の埋没法スクエア・マルチプル・ノット法で幅を広げられる可能性があります。その他二重のライン上でたるみを取る、眉毛下でたるみをとる眉毛下切開法、頭髪内から内視鏡を使って上瞼のたるみを引き上げる方法があります。
- 上まぶたのたるみと脂肪は同時にとれますか?
- たるみも脂肪もある場合は、切開してたるんだ筋肉を処理すると同時に脂肪も切除できます。
- たるみもあり、目の開きも気になりますが、どのような方法がありますか?
- 目の開きが悪くなった原因を診断します。目を開ける上眼瞼挙筋という筋肉が弱くなったり伸びたりしている場合は、挙筋を短縮してさらに皮膚のたるみを取り除きます。
- たるみを取って二重にできますか?
- 上まぶたの二重のライン上を切開してたるみをとり、さらに二重にすることができます。また、瞼の厚み等の状態によっては、たるみは眉毛の下の生え際で取り、埋没法で二重にすることもあります。また、内視鏡を使い頭髪内から上瞼を引き上げ、埋没法を行うこともあります。適した手術を診断しますので、一度拝見させて下さい。
- 上まぶたのたるみを取る方法はまぶたを切開するしかありませんか?
- 加齢とともに上まぶたがたるみ、皮膚が被ってくるので二重の幅は狭くなり、目が小さくなっていきます。このような場合、当院では、余った皮膚を切除する部位別に次の3つの方法を行っています。1.二重のライン上で切除する2.眉毛の下の生え際で切除する3.内視鏡を使用し頭髪内から引き上げるです。
- 腫れについて教えてください。
- 術後2~3日ピークでその後急速に引いてきます。1~2週間でおおまかな腫れは引いてきます。抜糸後はいつもより濃いアイメイクでカバーして下さい。
- 痛みについて教えてください。
- 点眼の予備麻酔を行い極細の注射針で局所麻酔をしますので、ほとんど痛みを感じることはありません。特に痛みに敏感な方には、眠っている間に終了する静脈麻酔もできます。術後に強い痛みはなく、お渡しする鎮痛剤で十分カバーできる位です。
下眼瞼下制術
- つり目をたれ目にしたいのですがどんな手術がありますか?
- 私たち東洋人に多いつり目できつい印象の目を、垂れ目で柔らかな印象にするには、下眼瞼下制術を行います。下まぶたの真ん中から外側1/2を下げて、外側の白目を大きく見せるようにします。下眼瞼下制術は、第49回日本形成外科学会総会・学術集会で発表し注目されている当院オリジナルの手術です。
- 目を下方に大きくしたいのですがどんな方法がありますか?
- 目を下方に向かって大きくするには、下眼瞼下制術を行います。下まぶたの真ん中から外側1/2を下げて下方に向かって広げます。白目も黒目もよく見える大きな目になります。
- 下眼瞼下制術は傷が目立ちますか?
- 下まぶたの結膜側を、瞼板の下縁に沿って約2cm切開し、筋膜と瞼板の下縁を縫縮し下まぶたを引き下げ、外側の白目を大きく見せるようにします。裏側からの手術なので、基本的に傷は残りません。大きな改善を希望の場合は、睫毛の下で皮膚切除を行いますが、下まぶたの際ギリギリを丁寧に細かく縫いますので殆ど分からなくなります。
- 目を大きくする他の手術と同時にできますか?
- 目を大きくする手術として、挙筋短縮法・挙筋タッキング法、目頭切開法がありますが、どの組合わせも同時に手術できます。
- 腫れについて教えてください。
- 結膜側から行った場合は2~3日は浮腫んだような感じです。皮膚側を切開した場合は、5日目に抜糸を行いますが、それまでは保護のために、肌色のテープを貼って頂きます。腫れは個人差がありますが、1週間程度は浮腫んだように出る場合があります。
- 痛みについて教えてください。
- 点眼の予備麻酔を行い極細の注射針で局所麻酔をしますの、ほとんど痛みを感じることはありません。特に痛みに敏感な方には、眠っている間に終了する静脈麻酔もできます。術後に強い痛みはなくお渡しする鎮痛剤で十分カバーできる位です。
下眼瞼切開法
- 目の下のたるみを取る方法はありますか?
- 下まぶたの治療法は、状態に合わせて選択します。しわのみが気になる→下眼瞼切開法(皮弁法)下まぶたのしわとたるみの両方が気になる→下眼瞼切開法(筋皮弁法)眼窩脂肪の突出によりその下が逆にくぼんで目立つ→ハムラー法下まぶたのふくらみ(Baggyeyelids)が気になる→経結膜側脱脂法があります。
- 目の下のたるみを取る手術の傷跡はどこにつきますか?目立ちますか?
- 脂肪のみ取る場合は、結膜側から行いますので皮膚に傷がつきません。皮膚や筋肉のたるみがある合は下まつ毛生え際ギリギリを切開し、細かく丁寧に縫合します。抜糸後赤味がありますが、十分お化粧でカバーできます。最終的に3~6ヶ月でほとんど分からなくなります。
- 脂肪も同時にとれますか?
- 皮膚や筋肉のたるみをとると同時に、突出した脂肪を取り若々しい張りのある目もとにすることができます。
- 下まぶたのたるみが気になります。皮膚だけとるのですか?
- しわだけではなく、眼輪筋のたるみもある場合は、たるみの原因となっている余った皮膚を取り除き、皮膚と筋肉を斜め上方に引き上げて張力を発生させ瞼縁の弛緩を解消します。脂肪があれば同時に脱脂します。この筋皮弁法は、加齢により張りをなくした皮膚(しわ)と眼輪筋(たるみ)を、同時に改善する方法です。
- 目の下はふくらみがあり、その下はくぼみがありくまのようです。どうしたらいいですか?
- 下まぶたの眼窩脂肪が突出すると、逆にそのすぐ下方の窪みが目立ちます。これがいわゆるクマと呼ばれ一層疲れた印象を与えてしまいます。このような状態を改善するのがハムラー法です。ハムラー法は、単に膨らんでいる脂肪を切除するのではなく、脂肪に下方の窪み(クマ)を盛り上げる働きをさせるという優れた方法です
- 一度手術をしたらもうたるみませんか?
- 手術でとれば、確実に若がえることはできます。しかし、残念ながら老化は止めることができません。今までのたるみを一旦リセットするとお考え下さい。しかし手術を受けなった場合と10年後を比較すると歴然と若々しさに違いが出ます。
- 下眼瞼切開法(ハムラー法)とはどんな方法ですか?
- 下まぶたの眼窩脂肪が突出すると、逆にそのすぐ下方の窪みが目立ちます。これがいわゆるクマと呼ばれ一層疲れた印象を与えてしまいます。このような状態を改善するのがハムラー法です。ハムラー法は、単に膨らんでいる脂肪を切除するのではなく、脂肪に下方の窪み(クマ)を盛り上げる働きをさせるという優れた方法です
- 腫れについて教えてください。
- 下瞼は、上瞼よりも腫れが少ない部位です。術後5日目が抜糸、1週間程むくんだような感じです。
- 痛みについて教えてください。
- 局所麻酔は、極細の注射針で行います。麻酔液は痛みをやわらげる成分が含まれておりほとんど痛みを感じることはありません。特に痛みに敏感な方には、眠っている間に終了する静脈麻酔でも受けて頂けます。術後に強い痛みはなく、お渡しする鎮痛剤で十分カバーできる位です。
全切開
- 全切開をすれば戻ることはありませんか?
- 二重には、皮膚の厚さ、硬さ、眼輪筋の厚さ、皮膚のたるみ、上眼窩挙筋の強さ、眼窩(がんか)脂肪の厚みなど、様々な因子がからんでいます。全切開法は、このような筋肉や皮膚、脂肪を除去して自然に二重になるようにする手術ですから、二重ラインが消失する可能性はほとんどありません。
- 全切開の傷はどのくらいでわからなくなりますか?
- 全切開法は二重のライン上を目頭から目尻まで切開します。抜糸後傷は赤味がありますが、3~6ヶ月で目立たない細い1本の線になります。もちろんお化粧でカバーできますし、目を開けている時には分かりません。
- 幅広の平行型二重が希望ですが、切開法が一番良い方法なのでしょうか?
- 全切開法は、デザインが自由にできてほとんど戻ることがありません。全切開法であれば、広い平行型も可能です。しかし、当院オリジナルの強力な埋没法SMK法が適用できる可能性もありますので、一度瞼の状態を拝見させて下さい。
- 二重にしたいのですが、切開が必要な瞼の状態を教えて下さい。
- 皮膚や筋肉が厚い、たるみがある、幅広い平行型の二重を希望している等、固定力が強い当院の埋没法スクエア・マルチプル・ノット法でも難しい方に向いています。
- 以前に切開法で手術をしたのですが、幅を広げる場合は再度切開が必要ですか?
- 新しく希望する二重の幅、前回の二重切開法の強さ、方法、さら目の質によって様々な方法が考えられます。当院の埋没法スクエア・マルチプル・ノット法で可能な場合もありますので、一度拝見させて下さい。
- 以前に埋没法で手術をしたのですが、戻ってしまいました。再手術は切開が必要ですか?
- 前回受けた方法と比較すると当院の埋没法スクエア・マルチプル・ノット法は固定力がかなり強いと思われますので、当院オリジナルのSMK法で十分である可能性があります。切開法はデザインも自由にできますし、ほとんど戻らない長所があります。適した手術法を診断致しますので、一度お越しく下さい。
- 切開法で作った二重を狭くできますか?
- 切開法で作ったラインを狭くするには、挙筋短縮法、皮膚側から切開をして現在のラインの癒着を解除し脂肪をはさみこんで再度二重の手術をする等が考えられますが、修正手術は拝見しませんと明確なことが申し上げられませんので、一度診察にお越し下さい。
- 前は一重だったのに二重になりました。元の一重に戻せますか?
- 二重をなくす、あるいは狭くする手術は難易度の高い手術です。方法は、瞼縁に沿って出来るだけ睫毛に近い所を切開します。この部位は術後早期から傷が殆ど目立ちません。次に眼輪筋の下を剥離して眼窩脂肪を引き出します。引き出した脂肪を二重のラインをまたいで睫毛側の組織に縫着します。最後に皮膚を丁寧に縫合します。
- 腫れについて教えてください。
- 術後5日目抜糸。術後2~3日は腫れが強くその後急速に引いていきますが、おおまかに引くまで1~2週間程かかります。抜糸後はいつもより濃いアイメイクでカバーして下さい。
- 痛みについて教えてください。
- まず予備の点眼麻酔をして、髪の毛よりも細い極細の注射針で、痛みを柔らげる成分を含んだ局所麻酔をしますので、ほとんど痛みを感じません。ご希望の方には眠っている間に終了する静脈麻酔を使用することもできます。術後に強い痛みを感じることはほとんどありません。念の為お渡しする鎮痛剤で十分カバーできます。
内視鏡下眉毛挙上術
- 上まぶたを切開をしないでたるみをとる方法はありますか?
- 上まぶたにメスを入れるのに抵抗がある方には、内視鏡下眉毛挙上術、眉毛下切開法をお勧めします。
- 内視鏡下眉毛挙上術をすると、どの位効果がありますか?
- 元々の状態により異なりますが、手術をした時点で、それまでのたるみやしわはリセットされ、上瞼、額、目尻等顔の上1/3が8~10歳ほど若返ります。残念ながら老化がストップするわけではありません。しかし、手術をしなかった場合とこの先10年後を比べれば歴然と違いが出るでしょう。
- 上まぶたのたるみ、額のしわを同時に改善できる手術はありますか?
- 上まぶたのたるみ、額のしわたるみ、目尻のしわ、頑固な眉間のしわまで顔の上1/3を一気に引き上げる若返りの手術が内視鏡下眉毛挙上術です。
- 目尻がたるみ、下がってきたのを引き上げる方法はありますか?
- 内視鏡下眉毛挙上術は、下垂した眉毛の位置をあげ、額のしわ、上まぶたのたるみも一気に引き上げる効果があります。術後は被さっていた上瞼が引き上がりますので二重の幅が広がります。その他には、コメカミのフェイスリフトや、糸で引き上げるスレッドリフトがあります。
- 内視鏡下眉毛挙上術の傷跡は目立ちますか?
- 頭髪の生え際から1センチ後方を縦に4~5ヵ所切開し、内視鏡という微小のカメラを用いて手術します。頭髪の中を小切開しますので、傷は皮膚側に出ません。
- 内視鏡下眉毛挙上術をすると今の二重の幅はどうなりますか?
- 内視鏡下眉毛挙上術は、下垂した眉毛の位置をあげ、額のしわ、上まぶたのたるみも一気に引き上げる効果があります。かぶさっていたたるみが引き上がりますので二重の幅は広がります。
- 目と目の間が狭いので広げたいのですが、どうすればいいですか?
- 内視鏡下眉毛挙上術を行えば、眉毛の位置が上に上がり、目と目の間が広くなります。
- 頭髪内を切開しても、脱毛したりしませんか?
- 従来法では、頭皮に30~40センチの切開をして皮膚や筋肉を引き上げるので、頭髪が抜けたり醜い傷跡を残すなど決して満足度の高い手術ではありませんでした。内視鏡下眉毛挙上術は頭髪内に4~5ヶ所約1センチの小切開をして内視鏡を挿入して行いますので、脱毛や傷跡の心配もなく身体に負担の少ない手術です
- 腫れについて教えてください。
- 腫れは術後1~2週間です。頭髪内の小切開からアプローチしますので身体へ負担が少なく回復の早い手術です。
- 痛みについて教えてください。
- 手術は全身麻酔でおこないますので、全く無痛の内に終了します。
埋没法(SMK法)
- 埋没法はどこでも同じ方法ですか?
- 埋没法は糸で二重にする手術ですが、留め方や糸の掛け方、固定点数は美容外科によって異なります。当院が行っているスクエア・マルチプル・ノット法は、戻らないように糸のかけ方や留め方を工夫をして固定を強固にしています。非常に二重になり難い方には固定点数を6点まで増やして対応しています。
- 埋没法はすぐ戻ってしまうものですか?
- 埋没法の術式は様々ですが、一般に行われているクイック法(1点留め)は、3年以内に戻る確率が35%といわれています。これでは、生涯に何度も手術をする必要があります。この欠点を解消し戻り難くしたのがスクエア・マルチプル・ノット法です。特に6点固定法は、ライン消失率1%(2012年東京院調べ)で切開法をしのぐパーフェクトな埋没法です。
- 以前埋没法をしましたが、埋没法で幅を広げる場合、抜糸は必要ですか?
- 現在の幅よりわずかに広げる場合は、以前の糸を抜糸する必要はありません。新しいラインが優勢になって古いラインをのみこむからです。但し、広げたい幅や以前の糸のくせによっては抜糸した方が良い場合がありますので、一度瞼を拝見させて下さい。
- 埋没法で二重になりにくい原因は何ですか?
- 二重には、様々な因子がからんでいます。脂肪量、皮膚や筋肉の厚み、目の開き、患者様の希望の幅が広すぎる(特に平行型)等です。当院では糸の掛け方、留め方を工夫して固定を強固にしたスクエア・マルチプル・ノット法を開発し非常に二重になり難い方には6点まで固定点数を増やして対応しています。
- SMK法はリッツオリジナルですか?
- SMK法はリッツ美容外科のオリジナルです。極めて戻り難い方法として、第45回日本形成外科が外科学会で発表し注目されました。
- 埋没法で手術したことが他人に分かりますか?
- 当院の埋没法では、瞼に傷はできません。但し、初期の段階のみ糸を通したところが少し赤くなる方がいらっしゃいます。また皮膚質の特に薄い方が稀に糸が透けて見えることがありますが、時間が経てば潜っていき分からなくなります。従って術後の腫れが引けば、他人にばれることはありません。
- 埋没法で眼球を傷つけることはありますか?
- 埋没法を行う時に、美容外科によっては瞼の裏側を通過する糸を結膜に完全に埋没させる処理を行わないところがありますが、当院では、結膜側の糸は完全に結膜に埋没させる処理を行いますので、糸は露出しません。従って眼球を傷つけることはなく視力が下がることもありません。
- 平行型で広めの二重も埋没法でできますか?
- 一般的な埋没法では難しいですが、当院の埋没法スクエア・マルチプル・ノット法は、固定力が強い上平行型二重を希望する方には、6点まで固定点数を増やして対応しています。しかしながら、なかにはこの強力な埋没法でも難しい瞼の方がいらっしゃいますので、一度拝見させて下さい。
- のりで二重を作っています。埋没法で同じ二重にできますか?
- のりで二重にできるようであれば、ほとんどの場合埋没法で可能です。但し、のりで作る二重が接着面積があるのに対して、生まれつきの二重や手術で作った二重は線で折り込まれます。その為、のりで作った二重は僅かに広く見える場合が多い様です。もちろん手術で作った二重の方が自然です。
- 腫れについて教えてください。
- 当院では、腫れを最小限に抑えるため、麻酔液の組成を工夫し冷やしながら丁寧に手術を行います。一般的に腫れのピークは2~3日間、1週間程少し泣きはらしたような感じです。アイメイクは術後3日目から可能です。但し、固定点数が増えると少し長くかかる傾向があります。
- 痛みについて教えてください。
- まず予備の点眼麻酔をして、髪の毛よりも細い極細の注射針で、痛みを柔らげる成分を含んだ局所麻酔をしますので、ほとんど痛みを感じません。ご希望の方には眠っている間に終了する静脈麻酔を使用することもできます。術後に強い痛みを感じることはほとんどありません。念の為お渡しする鎮痛剤で十分カバーできます。
埋没法+脱脂(MS法)
- 上瞼の脂肪を取りたいのですが切開が必要ですか?
- 多くの美容外科では、切開をして脂肪を取り除きますが、当院では切開しないで、1~2ミリの小さい穴からマイクロピンセットを使用し、マイクロサージェリーの技術を駆使して脱脂しますので、腫れも少なく傷跡も残りません。
- まぶたが厚ぼったいですが脱脂をすればスッキリしますか?
- 瞼の厚ぼったさの原因は、脂肪、皮膚や筋肉の厚み、目の開き、眼球の位置など様々です。この内眼球をとり囲む眼窩(がんか)脂肪に原因がある場合は、切開をしないマイクロ・サクション法(MS法)ですっきりとした瞼に改善できます。まず、瞼の厚ぼったさの原因を医師が診断致します。
- 脂肪のみ取ることもできますか?
- 脂肪のみ取ることもできますし、脱脂と同時に埋没法で二重にすることもできます。
- 一度脂肪をとれば再び脂肪はつきませんか?
- 眼球の周囲にある眼窩脂肪は、身体にある脂肪と異なり特殊な脂肪です。通常一度脱脂すると通常再発することはありません。
- 埋没法よりも腫れますか?
- 脱脂は減量手術ですので、術後すっきりさせた状態(マイナス)が腫れている(プラス)状態になるので、プラスマイナスで考えますと、実際には表面上気にならないことも多いです。埋没法と比較して腫れが大きいということはありません。
- もともと二重ですが、朝起きると腫れぼったく二重が安定しません。切らずにすっきりできますか?
- SMK法の開発により“切らない二重手術”でほとんどの患者様が改善可能となりました。腫れぼったい場合には眼窩脂肪を1~2ミリの穴から適量をとる(脱脂)「マイクロ・サクション法」があります。これにより、スッキリと安定した二重まぶたに改善できます。小さな穴は糸で縫合する必要がないため傷跡が一切残らず、早期よりメイク可能です
- 腫れについて教えてください。
- 当院では、腫れを最小限に抑えるため、麻酔液の組成を工夫し冷やしながら丁寧に手術を行います。一般的に腫れのピークは2~3日間、1週間程少し泣きはらしたような感じです。アイメイクは術後3日目から可能です。
- 痛みについて教えてください。
- まず予備の点眼麻酔をして、髪の毛よりも細い極細の注射針で、痛みを柔らげる成分を含んだ局所麻酔をしますので、ほとんど痛みを感じません。ご希望の方には眠っている間に終了する静脈麻酔を使用することもできます。術後に強い痛みを感じることはほとんどありません。念の為お渡しする鎮痛剤で十分カバーできます。
小切開法
- 小切開の傷は目立ちますか?
- 小切開法では、二重のライン上を約5ミリ切開して眼輪筋を処理します。抜糸後は少々赤味を帯びていますが、時間が経つと目立たない白い線になります。二重のライン上ですから、目を開けている時には分かりません。
- どんな上まぶたが小切開に向いていますか?
- 当院の強力な固定力があるスクエア・マルチプル・ノット法の開発によりほとんどの方のご希望に、切開しないでお応えできるようになりました。それでも上瞼の皮膚のたるみがかなり強い方(特にまつ毛付近)、蒙古ヒダの張りが強いのに平行型二重を強く望まれ方などに小切開法を選択することがあります。
- 小切開をすると戻りませんか?
- 小切開法は二重阻害因子でもっとも強い「眼輪筋」という筋肉を処理することで綺麗な二重のラインを形成します。従ってほとんど戻ることはありません。
- 腫れについて教えてください。
- 術後5日目抜糸。術後5日間~1週間むくんだように出ます。アイメイクは抜糸後から可能です。
- 痛みについて教えてください。
- まず予備の点眼麻酔をして、髪の毛よりも細い極細の注射針で、痛みを柔らげる成分を含んだ局所麻酔をしますので、ほとんど痛みを感じません。ご希望の方には眠っている間に終了する静脈麻酔を使用することもできます。術後に強い痛みを感じることはほとんどありません。念の為お渡しする鎮痛剤で十分カバーできます。
涙堂形成術
- 涙堂(涙袋)とはどこですか?
- 涙堂(涙袋)とは、下まぶた(まつ毛の際)にあるふっくらとした盛り上がりを指します。涙堂は、下まぶたのまつ毛下より5~8ミリ位の中にあるのが一般的です。解剖学的には眼輪筋という筋肉自体の厚みによるもので、笑った時などにその高まりが強調されます。
- 涙堂がふっくらするとどのような感じになりますか?
- 涙堂は、笑った時にそのふくらみが強調されます。下まぶたが平坦であるよりは、涙堂があった方が目の表情が立体的で豊かになります。魅力的であるばかりか立体感が出ますので若々しい印象を与えます。
- 他人に分からないようにしたいのですが可能ですか?
- 涙堂はヒアルロン酸注入で形成しますので、腫れはほとんどありません。当日からお化粧・洗顔ができますので、他人に分かることはありません。
- 腫れについて教えてください。
- 涙堂形成は、ヒアルロン酸を注射するだけですから、腫れはほとんどありません。当日からお化粧・洗顔が可能です。
- 痛みについて教えてください。
- 注入は極細の針で行います。また注入前には患部を冷却して痛みを感じないようにします。特に痛みに敏感な方で希望があれば眠っている間に終了する静脈麻酔で行います。
目頭切開法
- 目頭切開の傷はどの位でわからなくなりますか?
- 目頭切開術には、様々な術式があります。当院で行っているミニZ法は、形成外科的手技であるZ-plastyを応用したものです。一般的な方法は皮膚を切り取りますが、皮膚を切り取らずに入れ替える方法ですから、張力がかからず傷が小さく自然な仕上がりになります。傷が素顔で目立たなくなるまで3ヶ月~6ヶ月位です。
- 目頭切開をしたいのですが、そんなに目と目が離れていません。誰でも可能な手術ですか?
- 日本人の平均的な目と目の間隔は34~35ミリです。32ミリより狭いとかなり目と目が寄って見えるので目頭切開の適応がない場合があります。但し、これはあくまでも平均ですから小顔の方はこの限りではありません。医師がバランスを考慮し手術の適応を診断致します。
- 目と目が離れているのですが、どうしたらいいですか?
- 目と目が離れている方は、多くの場合目頭部分に蒙古ひだといわれる膜状の皮膚が張っています。この蒙古ひだを処理する目頭切開術を行えば、目と目が離れている感じがなくなります。また、目と目の間を高くすると顔立ちが立体的になり目と目が離れた平坦な感じが改善されます。
- 目頭切開と二重は同時に手術できますか?
- もちろん同時に手術することは可能です。平行型の二重にしたいけれど、蒙古ひだが張っていて当院の固定力の強い埋没法でも難しい人にお勧めすることがあります。
- 目頭切開のミニZ法とはどのような方法でしょうか?
- 当院の目頭切開術ミニZ法は、形成外科的手技として一般的なZ-plastyを、蒙古ひだに応用したものです。一般的な方法は蒙古ひだの皮膚を切り取りますが、ミニZ法は立体的にずらして入れ替える方法です。そのため、切開線が最短で張力が小さいため、早期より傷が目立たず自然な目もとになるのが特徴です。
- 末広型の二重を平行型にするにはどのような方法でしょうか?
- 当院の埋没法スクエア・マルチプル・ノット法は、平行型二重を希望する方には6点まで固定点数を増やして対応していますが、それでも蒙古ひだの状態によっては難しい場合があります。このような場合は目頭切開術を行います。
- 目頭切開をすれば目は大きくなりますか?
- 目が小さいと悩む方が多いのですが、眼球自体の大きさは、成人なら体格等に関係なくほとんど同じです。大きい人と小さい人の違いは眼球の露出範囲の違いです。内眼角(目頭部分)に蒙古ひだといわれている皮下組織が張っている方でしたら、目頭切開術で横幅の広い大きな目にできます。その状態であれば内側にむかって大きくすることが可能です。
- 腫れについて教えてください。
- 目頭は比較的腫れが少ない部位です。抜糸の頃(術後5日目)には、ほとんど目立ちません。抜糸後は赤味がありますが、徐々に目立たなくなっていきます。その間はお化粧で十分カバーできます。
- 痛みについて教えてください。
- 点眼の予備麻酔を行い極細の注射針で局所麻酔をしますの、ほとんど痛みを感じることはありません。特に痛みに敏感な方には、眠っている間に終了する静脈麻酔もできます。術後に強い痛みはなくお渡しする鎮痛剤で十分カバーできる位です。
眉毛下切開術
- 若いころに比べて二重の幅が狭くなりました。どのような方法がありますか?
- 加齢とともに上まぶたがたるみ、皮膚が被ってくるので二重の幅が狭くなってきます。このような場合、当院では、余った皮膚を切除する部位別に次の3つの方法を行っています。1.二重のライン上で切除する2.眉毛の下の生え際で切除する3.内視鏡を使用し頭髪内から引き上げるです。
- 眉毛下切開術の傷はどのくらいでわからなくなりますか?
- 眉毛の下の生え際という目立たない部分を切開し、細かく丁寧に縫合します。抜糸後は赤味がありますが最終的にほとんど分からなくなります。
- たるみも気になり、二重にもしたいのですがどうしたらいいですか?
- 眉毛の下の生え際を切開してたるみをとる眉毛下切開法を行い、埋没法で二重にする方法があります。また二重のラインでたるみを取って同時に二重にする方法もあります。瞼の厚みやたるみの程度を拝見して適した治療方針を立てます。
- 眉毛下切開術はどんな人に適していますか?
- 上まぶたのたるみがある方で重症のケース以外に適応します。特に瞼が厚ぼったい方は二重ラインを切開してたるみを取るとかえって段差ができて厚ぼったくなりますので、眉毛下でたるみを切除します。
- 腫れについて教えてください。
- 眉毛の下は、腫れが少なく術後5~7日間位です。抜糸後赤味がありますが、お化粧で十分隠せます。最終的に傷はほとんど分からなくなりまあす。
- 痛みについて教えてください。
- 局所麻酔は、極細の注射針で行います。麻酔液は痛みをやわらげる成分が含まれておりほとんど痛みを感じることはありません。特に痛みに敏感な方には、眠っている間に終了する静脈麻酔でも受けて頂けます。術後に強い痛みはなくお渡しする鎮痛剤で十分カバーできる位です。
眼瞼下垂
- 眼瞼下垂はどの様な状態の目のことですか?
- 上まぶたを開ける筋肉を上眼瞼挙筋といいます。この挙筋が伸びたり弱くなったりすると上まぶたが十分に開かなくなります。その結果「目が小さく、目つきが悪い」「眉毛を上げて目を開こうとする」「眠たそうな目に見える」などの状態になります。
- 眼瞼下垂になる原因は何ですか?
- 原因は様々ですが、生まれつき挙筋機能が不良な先天性眼瞼下垂とコンタクトレンズの長期装用や老化により挙筋腱膜(筋肉の末端)の弛緩や断裂が起こり、眼瞼挙筋の力が十分伝わらないことが原因の後天性眼瞼下垂があります。
- 眼瞼下垂と診断されました。皮膚側を切らずに治せますか?
- 当院では瞼の内側から行う方法と皮膚側から行う方法を行っています。一般のクリニックは皮膚切開で行なうことが多く同時に二重にしたい方に適しています。経結膜法は、皮膚を切らず瞼の内側から行います。腫れがほとんどなく翌日から洗顔・お化粧ができますので、あまりお休みが取れない方にも向いています。
- 眼瞼下垂の改善と二重の手術は同時にできますか?
- 眼瞼下垂の手術と同時に二重にする場合は、皮膚側を切開して行います。埋没法で二重にする場合は、眼瞼下垂の術後2週間を経て行います。
- 眼瞼下垂の手術をすると今の二重はどうなりますか?
- 眼瞼下垂を改善する挙筋短縮法をすると現在の二重の幅は狭くなります。現在の幅を維持したり広げたりする場合は、同時にまたは後日二重の手術を行います。
- 眼科では保険が適用されると聞きましたが、美容外科の手術とはどこが違いますか?
- 眼科でも眼瞼下垂の手術は行っていますが、あくまでも機能回復のための治療です。美容外科では保険は適応されませんが、機能の回復はもちろんの事、外見的美しさも重視して手術を行います。
- 眼をパッチリさせたいのですが、どのような手術がありますか?
- 目が小さいと悩む方が多いのですが、眼球自体の大きさは、成人なら体格等に関係なくほとんど同じです。大きい人と小さい人の違いは眼球の露出範囲の違いです。眼球の露出を多くするには、縦幅を大きくするには挙筋短縮法・挙筋タッキング法、横幅を広げるには目頭切開術、下方に大きくするには下眼瞼下制術を行います。
- どの位目が大きくなるか確認できますか?
- 当院では、手術中に目の開き具合をご自身で確認して頂けます。術後は思った通りの大きさになります。
- 眼瞼下垂の手術を瞼の内側から行うと、眼球を傷つけたり視力が下がったりしませんか?
- 経結膜法では、糸は結膜内に完全に埋没させますので、結膜から糸が露出することはありません。従って眼球を傷つけることもなく視力にも影響しません。また、糸はまつ毛よりもかなり細い為、裏側が膨らむこともありませんので、ご安心ください。
- 腫れについて教えてください。
- 瞼の内側から行う経結膜側法は、2~3日間むくんだような感じです。翌日からお化粧・洗顔が可能で皮膚側から行う場合は抜糸は5日目、抜糸後アイメイクが可能です。大まかに腫れが引くまでに1~2週間位かかりますので余裕を持ってご計画を。
- 痛みについて教えてください。
- 予備の点眼麻酔をして、髪の毛よりも細い極細の注射針で痛みを柔らげる成分を含んだ局所麻酔をしますので、ほとんど痛みを感じません。ご希望の方には眠っている間に終了する静脈麻酔を使用することもできます。術後に強い痛みを感じることはほとんどありません。念の為お渡しする鎮痛剤で十分カバーできます。
経結膜脱脂法
- 目の下のクマを取りたいのですがどのような方法がありますか?
- くまのように見える原因が脂肪のふくらみであれば、皮膚に傷をつけず脂肪を摘出して改善します。茶色っぽい色がついている場合は一種のあざです。この場合は、美容皮膚科のリッツメディアルクリニックでトレチノイン軟膏とレーザーを併用して治療します。
- 目の下の脂肪のふくらみを取りたいのですが、傷跡は残りますか?
- 当院では脂肪のみを取る場合は、結膜側から摘出しますので、皮膚には一切傷がつきません。腫れも少なく2~3日少しむくんだような感じです。
- 脂肪を取ったらしわは増えませんか?
- 太った人が痩せるとしわが増えるように40歳後半以降の方の場合、多少ですがしわが増える可能性があります。この場合は皮膚側を切開して、皮膚・筋肉を引き上げる必要が生じてきます。40歳前後においてはしわのご心配は殆どありません。
- 脂肪を取ったらたるみもとれますか?
- 経結膜側脱脂では、皮膚や筋肉の処理は行いませんので、たるみは変化しません。但し、眼窩脂肪の突出がたるみのように見える場合には。手術後あたかもたるみが取れたように見えます。
- 休みがあまりなくても受けられますか?
- 経結膜脱脂は、皮膚を切開しませんから非常に腫れが少なく2~3日間むくんだような感じです。抜糸もなく翌日からお化粧・洗顔ができます。経結膜脱脂は、“腫れない”ことが特徴の手術です。
- 腫れについて教えてください。
- 経結膜脱脂は、皮膚を切開しませんから非常に腫れが少なく2~3日間むくんだような感じです。抜糸もなく翌日からお化粧・洗顔ができます。経結膜脱脂は、“腫れない”ことが特徴の手術です。
- 痛みについて教えてください。
- 点眼の予備麻酔を行い極細の注射針で局所麻酔をしますので、ほとんど痛みを感じることはありません。特に痛みに敏感な方には、眠っている間に終了する静脈麻酔もできます。術後に強い痛みはなくお渡しする鎮痛剤で十分カバーできる位です。
脂肪注入
- 上まぶたのくぼみが気になります。どのような方法がありますか?
- 上まぶたのくぼみは、腹部や上腕よりご自身の脂肪を吸引し、その脂肪を精製した後極細注入針で丁寧にバランス良く上まぶたの眼輪筋下に注入します。軽度の場合は、ヒアルロン酸注入でも可能な場合があります。適した方法を診断しますので、是非一度お越し下さい。
- 上まぶたがくぼんでいて二重にならない場合はどうしたらよいですか?
- くぼみが強いと二重にできない場合があります。このような場合は、あらかじめ脂肪を注入しふっくらさせた上で二重の手術を行います。
- 下まぶたのくぼみが“くま”のように見えます。ふっくらさせる方法はありますか?
- ご自身のお腹や腕から脂肪を吸引し、くぼみにバランス良く注入する「脂肪注入法」、「ヒアルロン酸注入」による方法があります。どちらも極細注入針を使用するため、まぶたに傷が一切残りません。状態とご希望に合わせて適した方法を診断致します。
- 下まぶたに注入した脂肪は下に移動しませんか?
- 注入した脂肪の移動については、極初期(術後1~2週間)の段階で、やや重力で下方に移動しますが、2週間以降は移動しません。下まぶたへ注入する脂肪は極微量の為、移動に関してはご心配ないです。
- まぶたに傷跡はつきますか?
- 脂肪は、極細の注入針で注入しますから傷はつきません。
- 注入してデコボコになることはありますか?
- 腹部や上腕からご自身の脂肪を吸引し、上まぶたの眼輪筋下に極細注入針を使用して行なうため、バランスよく適量の脂肪が入れられます。デコボコの原因となるのは、眼輪筋上に脂肪を注入した場合ですが、当院では、極細注入針を使う為、ご心配いりません。傷跡の心配もなく、なめらかな自然な仕上がりとなります。
- 脂肪注入は繰り返ししなければなりませんか?
- 一般的な方法では脂肪生着率は10%~20%ですが、当院では30%~50%まで生着率を向上させています。生着率を向上させる為に極細注入針を使用し、脂肪の生着に最も重要である血液の供給を血流豊富な眼輪筋に注入します。また、吸収される量を見越して多めに注入しますので、ほぼ1回でご満足頂いています。
- 生着しなかった脂肪はどうなるのですか?
- 生着しなかった脂肪は、血管内に再吸収され尿・便で体外に排泄されます。
- 腫れについて教えてください。
- 術後の腫れは、個人差はありますが5~7日間です。
- 痛みについて教えてください。
- 局所麻酔は、極細の注射針でい行います。麻酔液は痛みをやわらげる成分が含まれておりほとんど痛みを感じることはありません。特に痛みに敏感な方には、眠っている間に終了する静脈麻酔でも受けて頂けます。術後に強い痛みはなくお渡しする鎮痛剤で十分カバーできる位です。