顎 延長(骨切り・シリコン) 施術内容
顎が短く引っこんでいる状態を、インプラントでバランスの良い輪郭に整えます。インプラントの形は、骨格や希望の大きさや形を考慮してデザインします。顎の骨格に沿っていないインプラントを使用すると、不自然で顎のラインがまるでコブのようになることがあります。そこで当院では、顎の骨格に沿ってカーブを描き出すように設計したオリジナルのインプラントを使用します。挿入後は非常に自然で違和感のない顎のラインになります。
お勧めの方
・顎(あご)を出したい方
・顎(あご)を長くしたい方横顔のバランスを整えたい方
・皮膚に傷がつかない方法で顎(あご)を出したい方
オトガイ(顎)延長術
オトガイが短い方は通常後退していることも多いため、通常はシリコン・インプラント、水平骨切り術で改善することが多いのです。
しかし、オトガイを前には一切出さずに、下方向に長くする、またはとんがらせる(三角あご)場合に、はオトガイ部のホームベース骨切りが適応になります。
オトガイホームベース骨切り術(リッツ・オリジナル手術)
手術は他の顎の骨切り手術同様、全身麻酔で行われます。手術時間は約1時間です。
ほとんどの手技は他のオトガイ骨切り手術に準じます。口の中を切開し骨膜下剥離を行います。
最大に違いは骨切りラインです。
オトガイ先端部でスクエア型に骨切りを行い、この骨片を下にスライドさせて、チタンプレートで固定します。この骨片の大きさは患者様の希望される顎の長さ、細さによって決定されます。その後、先端に固定された骨をテーパリング(下にとがらせる)して、形態を整えます。
ときにオトガイが突出している場合には、その際に前面を削骨して後退させることも可能です。
そのほかもオトガイ手術全般と同様です。
POINT
当院のオリジナル・インプラントは、通常使用されている直線的なインプラントとは異なり、骨格に沿ったカーブを描くように独自に設計していますので、自然なフェイスラインとなります。
インプラントは、最も安定する骨膜下に挿入しますので、安定して動きません。
他院でインプラントを挿入して、“こぶ”のようになった方は、骨格に沿っていないインプラントを挿入したからです。このような場合は、当院のインプラントを入れ替えれば自然な輪郭になります。
状態とご希望によっては、骨を移動させる手術と併用することも可能です。
顎(あご)は、腫れが目立ちにくい部位です。口の中からの施術ですので、外に傷は一切つきません。
延長(骨切り・シリコン)の特徴
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施術時間
骨切り:約80分
シリコンインプラント:約30分 -
麻酔
全身麻酔
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腫れ具合
★★★☆☆
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ダウンタイム
約1~2週間
抜糸 10~14日目(吸収糸を使用するが、基本的に抜糸を行う)
術後1~2週間位までの食事は、熱いもの、堅いもの、辛いものなどの刺激物は避ける。 -
副作用(リスク)
腫れ、内出血が長引く、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。
同時に行うことが多い施術
料金表
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顎 延長(骨切り・シリコン)
骨切り:1,100,000円~1,320,000円
シリコン:385,000円~440,000円
※2019年10月からの税込料金です。 -
※東京院・大阪院で料金が異なります。
詳しくは こちら までお問い合わせください。
よくある質問と答え
- 顎が足りないせいか、横顔のバランスが悪いです。顎を出す手術方法は?
- 顎にインプラントを入れると骨に吸収されると聞きました。本当ですか?
- 他院で顎にインプラントを入れたらこぶのような不自然な形になりました。修正できますか?
- インプラントはどこから入れるのですか?顔に傷はつきませんか?
- インプラントは身体に安全ですか?
- 腫れについて教えてください。
- 痛みについて教えてください。
- 顎を出す手術には、インプラントを挿入する方法と骨切り術で移動させる手術があります。インプラントはシリコン製で、口の中を約1センチの切開をして骨膜下を剥離して、個々の顎の形に合わせたインプラントを挿入します。このインプラントは、リッツ・オリジナルで非常に滑らかに自然なラインを作り出します。
- 長期的にみると大きなプロテーゼを入れた場合“骨吸収”という問題があります。その為インプラントの高さは8ミリ以内位が無難と考えます。当院では無理のない大きさでかなり自由度の高い形態を実現出来ます。
- 院で使用されているインプラントは骨の輪郭に沿っていない為、どうしてもとってつけたようなコブのような顎になる確率が高いのです。当院のオリジナル・インプラントは独自の設計で製作を依頼し、骨格に沿ったカーブを描き出しますので、自然な仕上りとなります。修正手術も多数行っておりますので、是非ご相談下さい。
- インプラントは歯茎の付け根を約1センチ切開して入れます。剥離は、切開部からオトガイ神経に注意して、骨膜下を十分に剥離しポケットを作ります。インプラントを仮に入れて、顎が予定通りに増量ができたことを確認します。インプラントの位置を確認して縫合します。口の中から行う手術でしから、傷は皮膚に一切つきません。
- インプラントは、毒性のない環境に優しい物質として、医薬器具などさまざまな分野で利用されているシリコンでできています。ペースメーカー、人工血管、人工関節もシリコンを使用した医療器具です。当院で使用するシリコン・インプラントは、厚労省で認可されている身体に安全な医療用素材ですからご安心ください。
- 顎は比較的腫れが目立たない部位です。術後は腫れを早期に軽減しインプラントの安定を図るため、2日間のテープ固定をします。もちろんこの間はマスクをすれば分りません。個人差はありますが、テープ固定除去後は殆ど目立ちません。
- 手術は局所麻酔で行いますが、特に痛みに敏感な方には、静脈麻酔を使用し眠っている間に終了することも可能です。術後に強い痛みを感じる方は少なく、お渡しする鎮痛剤で十分カバーできます。