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注入法(ヒアルロン酸など)

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注入法(ヒアルロン酸など) 施術内容

 

注入法(ヒアルロン酸など) メニュー

注入により鼻を高くするだけではなく、斜鼻、鼻柱、鼻孔縁にも注入して、形態を整える事が可能です。ダウンタイムのない施術として気軽に受けて頂けるプチ整形です。注入素材としてヒアルロン酸、注入型ハイドロキシアパタイト、レディエッセなどがあります。非アレルギー性であり、FDA(米国における厚生省)、CE(EU圏の安全規格)にも認可され美容医療分野で広く使用されています。

Filler(皮膚充填剤)注入による鼻形成術

近年プチ整形の代表としてFiller による隆鼻を希望される患者様は増加の一途をたどっています。料金的に手軽で、ダウンタイムを要さず、患者様の希望に沿って注入量を調節できるなど、その簡便さが患者様から支持されている理由です。一般的にはヒアルロン酸が広く使用されていますが、最近では注入型のハイドロキシアパタイト(レディエッセ)も流行の兆しがあります。

目的

1.隆鼻(主に鼻根~鼻背)
2.斜鼻の改善
3.humpの改善
4.鼻孔縁の調整
5.鼻柱の下降
などが挙げられます。

1.ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は天然多糖体で生物学的適合性が高い物質で、コラーゲンと比較すると皮内テストを要さない ため即日注入できること、またその効果の持続が長いこと、さらに重要な点では、もし気に入らない場合にはヒアルロニダーゼにより溶解が可能なことなど、多くの利点を有しています。一部の製品は米国・FDAで認可が得られています。
著者の施設では、吸収性のヒアルロン酸として代表的なレスチレン®,パーレーン®(Q-med社、スウェーデン)を主に使用しています。効果の持続は一般的には3~12ヶ月程度といわれていますが、数年経過した症例でもヒアルロン酸すべてが吸収されているわけではなく、一部残存しています。
ヒアルロン酸による隆鼻のひとつの欠点として、施術者は注意深く細い鼻筋を作ったつもりでも、数週から数ヶ月かけてヒアルロン酸が徐々に周囲に広がり、細くて明確な鼻筋を維持することが難しいことです。この点では後述するハイドロキシアパタイト製剤のほうがやや有利であると考えます。

注入手技の実際

1)隆鼻
注入前に患者様を座位にして注入範囲をマーキングします。頭側は両側上眼瞼縁を結ぶラインを基本とし、中心線としては両内眼角の中心点(鼻筋の中央)に印を つけ、その点から鼻尖(鼻柱)中央を結ぶ線を引きます。尾側は患者様の希望にもよりますが、humpがある場合にはその上端まで、全体に通す場合には鼻尖上部(supratip break)までとします。この時点で患者様には鏡で注入範囲を確認してもらいます。
鼻根部は皮膚に伸展性があり、ベース側が骨であるため注入量に応じた増大効果が得られやすい部位です。逆に鼻尖部は皮膚が厚く、硬く、ベース側は軟らかい鼻翼軟骨であるためfiller注入では高さを出すことは難しく、かえって広がって鼻尖が太く見えるため適応がないと考えるべきです。

手技は痛みを軽減するためにアイスノン(小型)を1~2分注入予定部位に当てます。注入後の自然な仕上がりを考慮して、皮下深層への注入を行います。鼻根部では27G(または30G)針を垂直に刺入して、骨へ当ててから皮膚を少しつまみ上げるようにして注入を開始して、徐々に針を寝かして予定注入部位全体に広げていきます。
刺入箇所はできる限り少なく通常2~3箇所です。鼻根~鼻背まで広範に注入する場合には27G長針が販売されており、これであれば刺入部位は1箇所ですみます。

また西洋人のような彫りの深さを真似て、鼻根部で、眉弓に向かってV字型のラインを強調することも可能です。この場合には、鼻根最低点(nasion)の位置決めが問題となります。ひとつの基準ですが、両側上眼瞼縁を結んだラインを念頭に入れて注入します。これを無視して注入するとnasionでの陥凹がなくなってしまい、額から鼻背まで続く平坦で高い鼻根(いわゆるギリシャ鼻)となり、非常に不自然となります。注入の際に正面からのcontouringにのみ集中すると、側貌でのcontouringがおろそかになりがちとなるため、あくまで注入しながら3次元的な仕上がりを考慮します。
実際に鼻根部に過剰にヒアルロン酸が注入されている患者様を多数見かけますが、医師側はデザイン、注入量においても正常解剖に則した控えめな注入を行うべきです。ちなみに当院では鼻根部のみの注入の場合には、通常注入量は0.2~0.4ccを基本として、適宜患者様には鏡を見せながら不足している場合には0.1cc 単位で追加していき、理想的な高さまで持っていくことにしています。

2)斜鼻
本来あるべき理想的な鼻筋の中心にマーカーペンで線を引いて、左右対称を目指して、足りない部位を補っていくという考え方です。但し陥凹側にボリュームを付加するため当然鼻筋は太く なります。したがって斜鼻の程度が強い場合には注入量は控えめとして、患者様と相談しながら最終的な注入量を決定します。

3)鼻孔縁
正面から鼻孔の見え方に左右差のある患者様、ときに両側の鼻孔が見えすぎる場合に適応となります。但し、皮下浅めに注入すると白く浮き出て目立つことがあるため、鼻腔内側に少量ずつ注入していくのがコツです。

4)鼻柱
この部位は柔らかいため注入効果は高いので、鼻柱挙上(Retracted columella)の患者様には良い適応です。但し注入量が多いと鼻柱が太くなりすぎるので要注意です。

尚 ヒアルロン酸製剤の中にはpolyacrylamide, HEMA(hydroxyl-ethyl-methacrylate)などの非吸収性物質を混入して、永久効果を謳っている製品があります。しかし吸収されないことは両刃の剣であることを肝に銘じなければなりません。古くはシリコン、パラフィン、オルガノーゲンなどの注入異物の長い歴史を振り返っても、非吸収性注入物では長期的には変形、発赤、しこり、肉芽腫など多くの後遺症がみられるため、現時点 ではその使用は見合わせたほうが無難です。
感染、アレルギーが起こった際には皮膚側を切開して摘出しなければならない可能性もあり、それでも完全摘出は不可能であり、皮膚表面に不可逆的な変形、瘢痕を残すことになります。

2.ハイドロキシアパタイト(注入型)

近年Radiesse® (レディエッセ®)という長期持続型皮膚充填剤が登場しました。主成分であるカルシウムハイドロキシアパタイトをキャリアジェルに懸濁させた非アレルギー性の皮膚充填剤です。既にFDA,CEなどで認可を受け、近年美容医療分野でも広く使用されるようになってきました。
注入の要領はヒアルロン酸とは異なり、皮下深層に注入することです。ヒアルロン酸ほど周囲への広がりが少なく、鼻筋をより自然に出すことができるのが特徴です。さらに持続効果も長く、吸収されるまでの目安は1~1年半ほどです。

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注入法(ヒアルロン酸など)の特徴
  • 施術時間

    約5分

  • 麻酔

    冷却麻酔

  • 腫れ具合

    ☆☆☆☆☆

  • ダウンタイム

    なし

  • 副作用(リスク)

    腫れ、内出血が長引く、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。

同時に行うことが多い施術

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料金表

  • 注入法(ヒアルロン酸など)

    13,200円~82,500円
    ※薬品の種類、注入量により異なります。
    ※2019年10月からの税込料金です。
    ※別途、手技料がかかります。

  • ※東京院・大阪院で料金が異なります。
    詳しくは こちら までお問い合わせください。

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初めての方はこちらからどうぞ 0120-628-662 携帯・PHSからも通話無料 年中無休/受付時間 9:30~20:00

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注入法(ヒアルロン酸など) 施術内容

 

注入法(ヒアルロン酸など) メニュー

注入により鼻を高くするだけではなく、斜鼻、鼻柱、鼻孔縁にも注入して、形態を整える事が可能です。ダウンタイムのない施術として気軽に受けて頂けるプチ整形です。注入素材としてヒアルロン酸、注入型ハイドロキシアパタイト、レディエッセなどがあります。非アレルギー性であり、FDA(米国における厚生省)、CE(EU圏の安全規格)にも認可され美容医療分野で広く使用されています。

Filler(皮膚充填剤)注入による鼻形成術

近年プチ整形の代表としてFiller による隆鼻を希望される患者様は増加の一途をたどっています。料金的に手軽で、ダウンタイムを要さず、患者様の希望に沿って注入量を調節できるなど、その簡便さが患者様から支持されている理由です。一般的にはヒアルロン酸が広く使用されていますが、最近では注入型のハイドロキシアパタイト(レディエッセ)も流行の兆しがあります。

目的

1.隆鼻(主に鼻根~鼻背)
2.斜鼻の改善
3.humpの改善
4.鼻孔縁の調整
5.鼻柱の下降
などが挙げられます。

1.ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は天然多糖体で生物学的適合性が高い物質で、コラーゲンと比較すると皮内テストを要さない ため即日注入できること、またその効果の持続が長いこと、さらに重要な点では、もし気に入らない場合にはヒアルロニダーゼにより溶解が可能なことなど、多くの利点を有しています。一部の製品は米国・FDAで認可が得られています。
著者の施設では、吸収性のヒアルロン酸として代表的なレスチレン®,パーレーン®(Q-med社、スウェーデン)を主に使用しています。効果の持続は一般的には3~12ヶ月程度といわれていますが、数年経過した症例でもヒアルロン酸すべてが吸収されているわけではなく、一部残存しています。
ヒアルロン酸による隆鼻のひとつの欠点として、施術者は注意深く細い鼻筋を作ったつもりでも、数週から数ヶ月かけてヒアルロン酸が徐々に周囲に広がり、細くて明確な鼻筋を維持することが難しいことです。この点では後述するハイドロキシアパタイト製剤のほうがやや有利であると考えます。

注入手技の実際

1)隆鼻
注入前に患者様を座位にして注入範囲をマーキングします。頭側は両側上眼瞼縁を結ぶラインを基本とし、中心線としては両内眼角の中心点(鼻筋の中央)に印を つけ、その点から鼻尖(鼻柱)中央を結ぶ線を引きます。尾側は患者様の希望にもよりますが、humpがある場合にはその上端まで、全体に通す場合には鼻尖上部(supratip break)までとします。この時点で患者様には鏡で注入範囲を確認してもらいます。
鼻根部は皮膚に伸展性があり、ベース側が骨であるため注入量に応じた増大効果が得られやすい部位です。逆に鼻尖部は皮膚が厚く、硬く、ベース側は軟らかい鼻翼軟骨であるためfiller注入では高さを出すことは難しく、かえって広がって鼻尖が太く見えるため適応がないと考えるべきです。

手技は痛みを軽減するためにアイスノン(小型)を1~2分注入予定部位に当てます。注入後の自然な仕上がりを考慮して、皮下深層への注入を行います。鼻根部では27G(または30G)針を垂直に刺入して、骨へ当ててから皮膚を少しつまみ上げるようにして注入を開始して、徐々に針を寝かして予定注入部位全体に広げていきます。
刺入箇所はできる限り少なく通常2~3箇所です。鼻根~鼻背まで広範に注入する場合には27G長針が販売されており、これであれば刺入部位は1箇所ですみます。

また西洋人のような彫りの深さを真似て、鼻根部で、眉弓に向かってV字型のラインを強調することも可能です。この場合には、鼻根最低点(nasion)の位置決めが問題となります。ひとつの基準ですが、両側上眼瞼縁を結んだラインを念頭に入れて注入します。これを無視して注入するとnasionでの陥凹がなくなってしまい、額から鼻背まで続く平坦で高い鼻根(いわゆるギリシャ鼻)となり、非常に不自然となります。注入の際に正面からのcontouringにのみ集中すると、側貌でのcontouringがおろそかになりがちとなるため、あくまで注入しながら3次元的な仕上がりを考慮します。
実際に鼻根部に過剰にヒアルロン酸が注入されている患者様を多数見かけますが、医師側はデザイン、注入量においても正常解剖に則した控えめな注入を行うべきです。ちなみに当院では鼻根部のみの注入の場合には、通常注入量は0.2~0.4ccを基本として、適宜患者様には鏡を見せながら不足している場合には0.1cc 単位で追加していき、理想的な高さまで持っていくことにしています。

2)斜鼻
本来あるべき理想的な鼻筋の中心にマーカーペンで線を引いて、左右対称を目指して、足りない部位を補っていくという考え方です。但し陥凹側にボリュームを付加するため当然鼻筋は太く なります。したがって斜鼻の程度が強い場合には注入量は控えめとして、患者様と相談しながら最終的な注入量を決定します。

3)鼻孔縁
正面から鼻孔の見え方に左右差のある患者様、ときに両側の鼻孔が見えすぎる場合に適応となります。但し、皮下浅めに注入すると白く浮き出て目立つことがあるため、鼻腔内側に少量ずつ注入していくのがコツです。

4)鼻柱
この部位は柔らかいため注入効果は高いので、鼻柱挙上(Retracted columella)の患者様には良い適応です。但し注入量が多いと鼻柱が太くなりすぎるので要注意です。

尚 ヒアルロン酸製剤の中にはpolyacrylamide, HEMA(hydroxyl-ethyl-methacrylate)などの非吸収性物質を混入して、永久効果を謳っている製品があります。しかし吸収されないことは両刃の剣であることを肝に銘じなければなりません。古くはシリコン、パラフィン、オルガノーゲンなどの注入異物の長い歴史を振り返っても、非吸収性注入物では長期的には変形、発赤、しこり、肉芽腫など多くの後遺症がみられるため、現時点 ではその使用は見合わせたほうが無難です。
感染、アレルギーが起こった際には皮膚側を切開して摘出しなければならない可能性もあり、それでも完全摘出は不可能であり、皮膚表面に不可逆的な変形、瘢痕を残すことになります。

2.ハイドロキシアパタイト(注入型)

近年Radiesse® (レディエッセ®)という長期持続型皮膚充填剤が登場しました。主成分であるカルシウムハイドロキシアパタイトをキャリアジェルに懸濁させた非アレルギー性の皮膚充填剤です。既にFDA,CEなどで認可を受け、近年美容医療分野でも広く使用されるようになってきました。
注入の要領はヒアルロン酸とは異なり、皮下深層に注入することです。ヒアルロン酸ほど周囲への広がりが少なく、鼻筋をより自然に出すことができるのが特徴です。さらに持続効果も長く、吸収されるまでの目安は1~1年半ほどです。

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注入法(ヒアルロン酸など)の特徴
  • 施術時間

    約5分

  • 麻酔

    冷却麻酔

  • 腫れ具合

    ☆☆☆☆☆

  • ダウンタイム

    なし

  • 副作用(リスク)

    腫れ、内出血が長引く、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。

同時に行うことが多い施術

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料金表

  • 注入法(ヒアルロン酸など)

    13,200円~82,500円
    ※薬品の種類、注入量により異なります。
    ※2019年10月からの税込料金です。
    ※別途、手技料がかかります。

  • ※東京院・大阪院で料金が異なります。
    詳しくは こちら までお問い合わせください。

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